今回の東京モーターショー2017で、ダイハツは5台のコンセプトカーを出展しています。ネーミングの「DN」は「DAIHATSU NEWNESS」つまり「新生ダイハツ」を意味しており、ダイハツがよりユーザーフレンドリーなブランドを目指す決意を示しています。

最初の魅力的な赤いクルマは、アクティブシニア向け4ドアセダンとして開発した「DNコンパーノ」。イタリアのカロッツェリアが手掛けた往年の「コンパーノ」をモチーフにしており、シニア世代に心豊かなセカンドライフを送って欲しいというダイハツの想いが込められています。

続いてダイハツらしい軽コンセプトカーが、商用EVカーゴの「DNプロカーゴ」です。アンダーフロアに駆動用バッテリーを集積した軽EV専用プラットフォームで、低床フロアと室内高1600mmで広大な荷室を実現。用途に応じたユニットを搭載できる「マルチユニットシステム」も見所となっています。

3台目の「DN U-SPACE」は次期タントと噂されており、大いに気になる存在です。タントらしいフラットフロアやセンターピラーレスをしっかり織り込み、フロントスライドドアを組合せて、広大な室内空間と圧倒的な使い勝手を訴求しています。もし両面スライドドアのまま市販されたら、ホントに画期的だと思います。

またコンパクトSUV「ビーゴ」の後継車と思われるのが、4台目の「DNトレック」です。スタイリッシュなデザインで、日常と趣味の使い勝手を両立しています。現在ダイハツにはコンパクトSUVがなく、世界トレンドに乗り遅れている状態ですから、市販が待たれるところです。

アジア市場では、悪路に強く多人数を乗せることができる多人数乗りのコンパクトSUVが好評です。5台目の「DNマルチシックス」は、ミニバンとSUVを組み合わせたコンパクトクロスオーバーカーで、日本市場には存在しない唯一無二の特徴を持っています。東京モーターショーでどういう評価を獲得するか、大いに注目したいと思います。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

2017 東京モーターショーのすべて
http://motorfan-newmodel.com/motorshow/

コンパーノからビーゴ後継まで、ダイハツは市販可能性の高いコンセプトカーを出展!【東京モーターショー2017直前情報】(http://clicccar.com/2017/10/24/523670/)