今年8月に走行試験が行われる台中メトロの車両=台中市政府提供

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(台中 24日 中央社)日本の神戸製鋼所によるアルミ製部材の性能データ改ざん問題で、台中市交通局の王義川局長は23日、日本から車両などを購入している台中メトロ(MRT)では問題の部材は使用されていないと明らかにした。

台中市議会で同日、国民党の女性市議が問題の部材を使用していた企業の中に台中メトロの車両製造などを請け負う川崎重工業も入っていると指摘。車両の品質や安全性に問題がないか、迅速に調査し報告するべきだと述べた。

これに対し、王局長は神戸製鋼の問題が発覚してすぐに台北市政府捷運工程局に調査を依頼したと説明。問題の部材は台中メトロに使用されていないことが分かったという。

王局長は車両の製造過程について、川崎重工が部材のサンプル検査を行うほか、台湾の検査機関でも日本から運ばれたサンプルの品質点検が重ねられており、データは全て基準を満たしているとした。

台中メトログリーンライン用の電車は全18編成。川崎重工には車両のほか、基地設備や信号、電力、通信、自動改札などを発注している。

(カク雪卿/編集:楊千慧)