サム・スミス、自身のセクシュアリティについて率直に語る「男性であると同じくらい女性の気持ちも持っている」

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 2017年11月3日にニュー・アルバム『スリル・オブ・イット・オール』をリリースするサム・スミスがサンデー・タイムズ紙のLouis Wiseとのインタビューに応じ、率直に自身のセクシュアリティについて語っている。

 シドニーに行く度に必ず立ち寄って爆買いするというドラァグ・ショップ“ハウス・オブ・プリシラ”について彼は、「もうね、ハイヒールやらドレスやら全部買い漁る。みんなで大いに楽しむんだ」と言い、「ハイヒール大好き。家に山ほどある。これは知られてないことなんだけど、僕が17歳の頃、ボーイ・ジョージとかマリリンとかに夢中になったことを覚えてるんだ。男性用の服を本当に一切持っていなかった時期があった。学校にフルメイクで通ってたんだよ、まつげとか、レギンスにドクターマーチン合わせて、でっかいファーのコートを着たりして、2年半も」と明かしている。

 「僕の称号が何になるのかは分からないけど、僕は男性であると同じくらい女性の気持ちも持っている」と彼はコメントしている。

 両二の腕にある“Alone”と“Honesty”と彫られたタトゥーについては少し後悔しているのだと言い、「どうして彫ってもらったのか分からない。今見返すと恥ずかしい気持ちになるよ。でもその瞬間に自分が感じていた気持ちには敬意を払わなくちゃとも思うんだよ、分かるかな?」と語っている。

 2014年にデビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』で世界的に有名になったサムだが、当時の彼にもインタビューしていたWiseは、今のサムはその頃の彼とは全くの別人、または“強力に改造された”人物になった印象を受けると綴っている。当時サムにカムアウトするよう勧めたが、その頃はまだ心の準備ができていなかったそうで、「“イン・ザ・ロンリー・アワー”は不透明だったが、“スリル・オブ・イット・オール”には一点の曇りもない」とWiseは感想を述べている。
 
 サムは当時について、「今思い返すと、間違ったことを言って不快な思いをさせるのが怖かった。ファースト・アルバムの曲を書き始めたのは19歳の時だったし、村からロンドンに引っ越したばかりだった。僕は文字通り村で唯一のゲイだったんだよ。自分が何を言いたいのかすら分からなかった。駆け出しの頃に“ゲイ・シンガー”って呼ばれたことを覚えてるんだけど、それが嫌だった。プライベートなことを言われる前に、まずは歌い手として見てもらいたかった」と振り返っている。

 「でも今は変わった。自分が変わったんだ。その称号が嫌じゃないかもって思えるんだ」と現在の心境を語っている。


◎インタビュー全文
https://goo.gl/5QaKem