「クレムリンカップ」ダブルス優勝ミールヌイ、40歳にして自身50度目の優勝を飾る[クレムリン・カップ]

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「クレムリン・カップ」(10月16日〜10月22日/ロシア・モスクワ/ハードコート)のダブルスで優勝したマックス・ミールヌイ(ベルラーシ)/フィリップ・オズワルド(オーストリア)ペア。この勝利で、ミールヌイが自身50度目の優勝を飾ったとATP公式サイトが報じている。

「クレムリン・カップ」決勝戦は、ミールヌイにとって、馴染み深い試合と言える。しかし、22日の決勝戦は、40歳のミールヌイの記憶に残り続けるに違いない。
相棒のオズワルドとともに戦ったダブルスで、今年の「クレムリン・カップ」シングルス覇者であるダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)とアントニオ・サンチッチ(クロアチア)を相手に、6-3、7-5で勝利を収めた。

「スコアだけを見て、楽な勝利だったと言うことはできません。ホームゲームでは、ほかの場所では感じないプレッシャーにいつも悩まされます。故郷の首都ミンスクではATPトーナメントが開催されないから、「クレムリン・カップ」は自分にとってのホームゲームだと感じていますし、多くの親戚や友人が応援に駆けつけてくれることが、最高の試合を披露したいという思いにつながっています。今日はそれができて、最高の気分です」とミールヌイは語った。

毎回違うパートナーではあるが、ミールヌイの「クレムリンカップ」でのタイトル獲得は今回で5度目となる。最低1回の優勝を果たしたパートナーの数は19人で、20年前に上海でペアを組んだケビン・ウリエット(ジンバブエ)までさかのぼる。

この大会で4度目の本戦出場となったミールヌイ/オズワルドは、ストレートセットで勝利した。オズワルドは今シーズン、「エクアドル・オープン」と「スイス・オープン・グスタード」で優勝しており、3度目のタイトルを獲得してモスクワを後にする。「ミールヌイがこれまでのタイトル獲得でペアを組んできた、フェデラーをはじめとする、そうそうたる面々に仲間入りできることに加え、50度目の記念すべきタイトル獲得戦のペアが自分であることを誇りに思います。ミールヌイとペアを組むのは、トッププレーヤーだけが集う精鋭チームに身を置くような感じです。」とオズワルドは語った。

ミールヌイは50回の優勝のうち、ロジャー・フェデラー(スイス)とのペアで、2002年の「ABN AMRO ワールド・テニス」と「クレムリン・カップ」、そして、2003年の「マイアミ・オープン」と、3つのタイトルを獲得している。ジュムホールは、2004年にニコライ・ダビデンコ(ロシア)が達成した、「クレムリン・カップ」のシングルスとダブルス同時制覇という偉業の、初の後継者にあと一歩届かなかった。

サンチッチにとっては、ニコラ・メクティッチ(クロアチア)とペアを組んで挑んだ「クロアチア・オープン・ウマグ」で敗退して以来、これが2度目のダブルス決勝戦だった。ミールヌイとオズワルドはATP世界ランキングの250ポイントをそれぞれ獲得し、賞金の40,400ドルは分配される。準優勝のジュムホール/サンチッチは、ポイントは150、21,240ドルの賞金を分け合う。

(テニスデイリー編集部)

※写真は50度目の優勝を飾ったミールヌイ(全豪オープン出場時のもの)
(Photo by Jack Thomas/Getty Images)