インターネットが発達し、情報を取得するのが容易になった今も、中国では日本についての客観的な情報はあまり広まっていないように思える。やはり歴史問題などの存在が、日本の真実の姿の周知を阻害しているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 インターネットが発達し、情報を取得するのが容易になった今も、中国では日本についての客観的な情報はあまり広まっていないように思える。やはり歴史問題などの存在が、日本の真実の姿の周知を阻害しているのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を旅行で訪れようとする中国人ですら「日本は果たして安全なのか」、「日本製品は本当に信頼できるのか」といった疑問を抱いていると紹介し、こうした基本的とも言える情報すら正確に伝わっていないことを指摘したうえで、真実の日本の姿を中国の読者に向けて紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、「日本が安全かどうか」という点について、「日本は非常に治安の良い国」であり、国連地域間犯罪司法研究所(UNICRI)が2005年にまとめた「国際犯罪被害者調査」の結果として、人口100人あたりの犯罪被害者の数は平均9.9人でOECD加盟国の中では2番目に低い数値だったと紹介した。

 また、日本では若い女性が夜の街を歩いていても犯罪に巻き込まれることはまずなく、買い物の時に自転車に鍵をかけずに置いておいても盗まれず、日本に留学している中国人学生たちも強盗などの犯罪に巻き込まれることはない、治安の非常に良い国だと伝えた。

 また、日本社会は非常に暮らしやすいとし、衣食住に困らないのはもちろん、中国のように深刻な大気汚染もないと指摘。公共交通機関は時間に正確で、利用者は多くとも秩序があるためトラブルは起きず、中国のように押し合いへし合いの混乱が起きるようなことはないと論じた。

 さらに記事は、動画共有サイト「YouTube」で多くの外国人旅行客が日本旅行を高く評価する動画を掲載していることからも、日本には外国人にとって大きな魅力がある国であることがわかると主張。しかも中国にとって日本は飛行機に数時間も乗れば訪れることができる国であり、安全で安心して旅行を楽しめる国だからこそ、訪日中国人客が毎年増加し続けているのだと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)