セキュリティゲート、今後はどのように進化?

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部外者の不正侵入を検知し、許可された人だけを確実に通行させるセキュリティゲート。オフィスビルや空港などでは当たり前のように見かける時代となっているが、最新のセキュリティゲートとは一体どのようなものなのか、そしてセキュリティゲートは今後どのように進化を遂げていくのか、業界大手の担当者に聞いてみた。

幅広いセキュリティ製品を手がける総合セキュリティ企業のクマヒラ(本社:東京都中央区)は、オフィスビル向けセキュリティゲートで国内シェアNo.1。そんなクマヒラの最新セキュリティゲートが屋外型ハイフラップタイプの「ランドゲート」と、開発中の可搬式ゲート「モバイルゲート」だ。

洗練されたデザインが目を引く「ランドゲート」は、セキュリティゲートとしての基本機能を搭載しているのはもちろん、屋外(工場敷地の入口など)での設置を想定し、防水・防塵性能(IP55)も兼ね備えている点が特長。乗り越え困難なハイフラップ(1,600mm)には安全性・耐候性に優れた軽量なアルミ材が使用され、暴風などの影響で開いてしまわないようにデザイン(吹き通し)もされている。また、設置場所が限定されないようにコンパクト(奥行1300mm、通路幅は標準タイプとワイドタイプの2種類)なのもセキュリティゲートの“トレンド”だ。

一方、「モバイルゲート」はそのネーミングからも分かる通り、1通路単位で容易に設置・撤去ができるキャスター付きゲート。軽量・コンパクトで容易に持ち運びができるため、イベント時の“一時利用”が可能なモデルとなっている。また、こちらのフラップはウレタン製でやわらかく、小さな子どもなどがケガをしないように配慮もされている。

同社担当者は今後のセキュリティゲートについて「現在のセキュリティゲートはカードを当てて通行するタイプですが、今後は認証技術として進化を遂げている“顔認証技術”が導入され、ハンズフリーで通行できてしまうような進化が近い将来訪れると思います」と語る。実際、同社は昨年の「セキュリティショー」で顔認証技術を利用した“ハンズフリー通行”のデモンストレーションを行なっており、生体認証技術の動向が今後のセキュリティゲート開発にも影響を及ぼす考えを示した。