参考画像。(画像:モルテン発表資料より)

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 日本のメーカーが作ったボールが、欧州で「唯一の公式試合球」として採用された。広島に本社を置くモルテンが、欧州サッカー連盟(UEFA)との間で、公式試合球契約を締結したのだ。

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 この契約に基づき、2018年6月から開幕する2018-2019シーズンの全試合、55カ国180超のチームが参加する205の試合において、モルテンのサッカーボールが使用されることになる。UEFAヨーロッパリーグをはじめ、UEFAの主催する大会において、モルテンが試合球を提供するのは初のこととなる。

 モルテンは自動車部品メーカーとしても知られるが、医療・福祉機器、親水用品、産業資材、そしてスポーツ用品なども手掛けている。スポーツ用品カテゴリにおいてもサッカーに限らずバレーボール、バスケットボール、ハンドボール、ドッジボール、ラグビーボール、フットボール、その他、様々な製品を取り扱う。

 モルテンのサッカーボールには、サッカー専用に開発された人工皮革が使用されている。ソフトなタッチ、強靭性、耐久性などを同時に実現する高品質なボールであり、仕上げは手縫いで行われているものもあり、滑らかで継ぎ目のない表皮構造を実現する「クロスフュージョンボンディング」という製法のものもある。

 また同社はJリーグのオフィシャルエクイップメントパートナーでもあり、全国社会人サッカー連盟、全国自治体職員サッカー連盟、日本電動車椅子サッカー連盟、全日本大学女子サッカー連盟らから公式試合球としての採用を受けている。

 モルテンのブランドステートメントは、「For the real game」、「スポーツを本物にする」というものである。欧州サッカー連盟は、モルテンの傑出したプロフェッショナリズムを讃える談話を発表し、UEFAヨーロッパリーグの情熱を世界に拡大していきたい、とコメントしている。