中国メディア・参考消息網は24日の記事で、海外の専門家の見解や報道を引用し、日中が競合するとみられるマレーシア・シンガポール間の高速鉄道は中国が優勢と伝えた。写真は中国の高速鉄道。

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中国メディア・参考消息網は24日の記事で、海外の専門家の見解や報道を引用し、日中が競合するとみられるマレーシアシンガポール間の高速鉄道は中国が優勢と伝えた。

マレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道は2026年に開業を予定しており、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙によると、入札の詳細は早ければ今年の年末に発表される。マレーシアの高速鉄道公社のイスマル・カマル最高経営責任者(CEO)は日本や中国が同プロジェクトに興味を持っていると明かしており、仮に両国が入札に参加した場合、中国が優勢だとロシアの専門家が指摘している。

同専門家は、「2015年に中国が日本に競り勝ったインドネシアのジャカルタ・バンドン間高速鉄道建設計画は、東南アジアにおいて最初に開通する高速鉄道になる見通しで、中国の影響力が増している。さらに、シンガポールには多くの華僑が住んでおり、彼らの影響も大きい。日本はこの優勢を持っていない。東南アジア諸国は米中に対して中立の姿勢を見せているが、アジアにおける中国の影響力は日増しに大きくなっており、マレーシアとシンガポールは高速鉄道プロジェクトにおいてこうした要素を考慮する可能性がある」と語った。(翻訳・編集/内山)