総選挙で改選前の3倍以上の55議席を獲得した立憲民主党の枝野幸男代表がスタジオに生出演した。53歳、双子の父、菅内閣の元官房長官。今月2日(2017年10月)に急きょ結党した経緯や憲法について語った。

民進党の議員総会で前原誠司代表から「理念と政策を実現するために希望の党に合流する」と言われたときは「むずかしいと思ったが、じゃまはせず、自分は無所属で出馬する」と思ったという。

希望の党代表の小池百合子都知事がリベラル議員の排除を打ち出してから「枝野立て」の声を受けて、一人で立憲民主党を結党した。それが予想を超えた追い風を集め、ツイッターのフォロアー数は開設2日で10万人を越え、今では自民党を上回る19万人に達した。選挙中の街頭演説には人がびっしりと詰めかけ「現場についてびっくりした」そうだ。

共産党や社民党と選挙協力したことには「広範な市民から安倍政権の対抗勢力をという要請があった。安保法制反対や原発の問題では近いが、日米安保などの将来像では違う」と話した。

「自衛隊だけ特出しする必要はない」

憲法については、「総理大臣が国会解散権を持つのは時代遅れ」という点では改正も必要だが、教育無償化や言論の自由は改憲しなくてもできるとした。自衛隊の明記は「検察庁や財務省なども憲法にないのに、自衛隊だけを特出しする必要はない」との立場だ。

今回の総選挙を通じて「国会内の数より国民にどう呼びかけるかだ大事」と学んだという。「野党の内側で勝負せず、投票していない人にどう働きかけるか」を重視すると、静かに強調していた。

最後に司会の加藤浩次が話題を呼んだ福耳をふれて「最後に耳をさわらせて」と頼むと、枝野氏は「どうぞ」と応じた。

加藤「あ、やわらかい」