米シカゴ美術館に所蔵されていルノワールの絵画「2人の姉妹(テラスにて)」(撮影日不明、2017年10月23日入手)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、フランスの印象派の巨匠ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)の原画を所有していると主張したとされることに対して、米シカゴ(Chicago)にある美術館が本物は84年前から所蔵しているとして異を唱えている。

 トランプ大統領の伝記を手がけた作家のティム・オブライアン(Tim O'Brien)氏は今月、米誌「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」に、トランプ氏がルノワールの油彩絵画「2人の姉妹(テラスにて)Two Sisters (On the Terrace)」(1881年)を所有していると言っていたと明かした。

 しかし、米シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)がこれに待ったをかけた。同館の広報担当者アマンダ・ヒックス(Amanda Hicks)氏はAFPの取材に「この作品は間違いなく当館のコレクションに含まれています」「この類いまれな名画を年間150万人の来館者の方々と鑑賞できることを当館は誇りに思っています」と電子メールで答えた。

 オブライアン氏によると、トランプ氏が原画だと言い張っているとされる絵は、以前は同氏の自家用ジェット機の中に飾られ、つい昨年も米ニューヨーク(New York)の自宅で目にすることができたという。

 オブライアン氏の話では、トランプ氏は絵が本物だという主張を曲げていなかったという。
【翻訳編集】AFPBB News