中国の大規模橋梁が空中で旋回してドッキングする様子の動画が、最近インターネット上で人気を集めている。写真は杭州湾大橋(出典:浙江在線)。

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中国の大規模橋梁が空中で旋回してドッキングする様子の動画が、最近インターネット上で人気を集めている。

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9月17日午前5時、北京と張家口を結ぶ京張高速鉄道の建設工事で、大型橋梁の2つの片持ち梁が旋回を始めた。それから90分後、巨人の両腕のような2つの片持ち梁は31度旋回した後、空中で精確にぴたりとドッキングし、鉄道の大秦線(大同〜秦皇島間)をまたがる格好になった。

報道によると、同橋梁は全長3503.48メートルで、河北省張家口市懐来県の土木鎮と官庁ダムとの間にある。大秦線のほか、鉄道の京包線(北京〜包頭間)と京蔵高速鉄道(北京〜西蔵<チベット>自治区間)という3つの交通の大動脈を順次越える必要があった。大同から秦皇島に至る大秦線は電化複線で、最も繁忙な路線の一つと言われる。

橋梁工事が大秦線の運行に与える影響を最小限に食い止めるため、施工側はまず鉄道の傍らで平行する形で橋梁工事を行った。それから水の処理が必要な部分の施工を終えた後、土台の上部に埋め込まれた旋回装置によって旋回が完了し、橋梁の構造は本来の設計位置に収まった。このような土台が旋回する施工作業は鉄道をまたがった工事の安全性を保証するとともに、工事の難度とコストを大幅に引き下げた。

周知のように、中国のインフラ建設技術は世界トップクラスだ。実際、世界の最高レベルの橋梁を集めたサイトを開くと、世界の最も高い橋梁トップ10のうち中国にあるものが8を超えることには驚きを隠せない。「最も高い」は中国の橋梁が達成した一側面に過ぎず、中国橋梁が生み出した記録はまだまだたくさんある。

たとえばデータをみると、現在、世界の海上橋トップ10のうち、中国は港珠澳大橋、杭州湾大橋、東海大橋、青島海湾大橋、舟山大陸連島工程、嘉紹大橋と6つを占める。世界傾斜橋トップ10では7つ、世界吊り橋トップ10では6つを占める。

世界にある難度が高く、記録を生み出した数々の橋梁は中国が建造したものばかりだ。たとえば2013年9月3日には、米国のサンフランシスコとオークランド湾を結ぶサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジが開通して自動車が走行し、世界の鋼構造の橋梁の中で技術レベルが最も高く、距離も最も長い、単一の土台で耐震補強工事がなされた鋼構造の吊り橋となった。14年3月1日には、マレーシア・ペナンの第2大橋が開通して自動車走行スタートの記念セレモニーが行われ、東南アジア地域最長の海上大橋を車が通るようになった。14年12月18日には、セルビアの首都ベオグラードのゼムン-ボルチャ大橋が完成して自動車が走行した。これは中国企業が欧州で請け負った初の大型橋梁プロジェクトであり、ドナウ川を横断する一大景観を創出したといえる。16年4月19日には、傾斜が最も大きな海上橋であるタンザニアのキガンボーニ大橋が開通し、サハラ以南の南アフリカ地域で最大の傾斜型海上橋となった。また16年7月には、アフリカ最大の傾斜橋のムハンマド6世大橋(グレッグバレー傾斜橋)で自動車の走行が始まり、現地の人に「夢の橋」と呼ばれ親しまれている。(提供/人民網日本語版・編集KS)