鍛えていけば怪我はしない? トレ女が知っておくべき怪我の話

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トレーニングの基本はカラダ

体は引き締まっていくし、やればやるだけ結果が出る…。トレーニングが楽しくて、調子に乗ってしまって、怪我をしてしまった…なんて、人の話聞いたことないですか?それって結局、トレーニングできなくなってしまうから、とても残念。では、トレーニングでのケガを防ぐにはいったいどうしたらいいんでしょうか?

1:疲労回復

とにかく疲労を残さないことが第一原則。「繰り返し負荷をかけない」ようにしましょう。例えばフルマラソンを走った翌日は、ストレッチや軽いジョグ程度に。想像できる通り、この日にやるトレーニングは、本気の20kmランではないですよね。筋トレだったら、下半身を集中して行った翌日は、上半身中心のプログラムを組むなど。筋肉を休ませるのは、トレーニングを長く続けたい人にとって、鍛えることと同じくらい重要です。

入浴でリラックスすることは、副交感神経を優位にして筋肉を緩め、疲労の回復に効果的。これは、時間をかけて楽しみの一つにして。それでも痛みが起こってしまったら…。まずはオーバーワークでなかったかを検証。オーバーワークだったのなら、トレーニングの内容を見直しましょう。トレーナーさんについてもらってるなら、必ず報告してね。

見直しても状態が改善されなかったら、それが疾病=傷害なのか、そうでないかを突き止めること。いずれにせよ、痛みが出る動きは避けます。

2:予防のために鍛える

訴えの中で圧倒的に多い痛みが「腰痛」。腰痛の中には、椎間板ヘルニアのように病名がつくものもあるけれど、その6割以上は原因不明と言われているんです。

人はそもそも、進化の過程で二足歩行になり、腰まわりの骨もなくなってしまったので、首と腰はとても弱いもの。でも、腰は文字通り要の場所。気をつけてはいても、痛みが出るほどの負荷を、ついかけてしまうのも、よくあることなのです。

そんな肝心要の腰(椎)を守り、負担を減らすためには、腰椎をグルッと取り巻く筋肉「腹筋、背筋、腹横筋」を鍛えること。見た目だけではなく、普通に生活し、これからも健康で快適に暮らせるか。それは、これらの3つの筋肉を鍛えるか、鍛えないかが、大きくかかわってくる可能性が高いのです。

カラダは何もしないと、衰える一方。だから自分のカラダを観察して、まず理解する。そうすればケガの大半は回避できます。そして楽しくトレーニングするのはもちろん、この先もずっと健康に暮らせるように、自分のカラダと向き合いたいですね。

 

ライター:幸 雅子
出典元:『Training for Woman』 Vol.3/「カラダあってのトレーニングだから」(高尾美穂/産婦人科医、日本体育協会公認スポーツドクター、ヨガティーチャー)