米映画監督のジェームズ・トバック氏(2017年9月3日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米映画監督のジェームズ・トバック(James Toback)氏(72)から過去数十年の間にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)などを受けたと主張する女性が38人に上ることが、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)の報道により明らかになった。ハリウッド(Hollywood)での性的被害をめぐるスキャンダルがさらに拡大した形だ。

 同紙は、個別に被害を訴えた女性38人を取材。うち31人は公表を前提としたインタビューに応じたという。同紙はさらに、被害発生当時に女性ら本人から話を聞いた人々も取材した。

 女性らの証言によると、トバック氏は自身の映画界での経歴やコネを自慢したり、スターにしてあげられるなどと言ったりして、女性らを誘い出した。だが面接やオーディションと称した会合で、同氏は自慰行為や陰毛などに関するわいせつな質問を投げかけたとされる。当時、被害を警察に通報した人はいなかった。

 トバック氏は、一連の疑惑を否定。同紙に対し、これらの女性とは会ったこともない、会っていたとしても「5分間だけのことで記憶にない」と語っている。

 米映画界では今月、大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏をめぐる同様のスキャンダルが発覚。ツイッター(Twitter)上では以降、ハッシュタグ「#MeToo(私も)」を付けた投稿で自身の性的被害を公表する女性が相次いでいる。
【翻訳編集】AFPBB News