毛細血管の老化を遅らせ、冷えや肌荒れにも効果。
毛細血管が衰えると、むくみや冷え、肌荒れなどに。毛細血管を若返らせるシナモンの効能と摂り方を紹介。

年齢とともに毛細血管が老化、血液が末端まで届かない

体がむくみやすい、冷える、化粧ノリが悪いなどの不調を感じている人は、毛細血管の衰えが原因かもしれません。
毛細血管とは、細かい網目状に、体内にびっしりと張り巡らされている細い血管のこと。体の末端まで酸素と栄養を送り、老廃物をリンパに送り混んでいます。ところがこの毛細血管、加齢や運動不足、女性ホルモンの低下により、女性は40代を境に大きく減少するのだとか。栄養が届かず、老廃物を排出できなくなった体の細胞は、その働きが低下。むくみや冷え、肌質の悪化、臓器機能の低下といった老化を招く原因になると考えられています。

毛細血管を若返らせる、魔法のスパイス・シナモン

そんな衰えた毛細血管を若返らせる魔法のスパイスが、ニッキとも呼ばれるシナモンです。弱った毛細血管は、血管の細胞間の接着を強固にする・タンパク質受容体Tie2を活性化することで修復できます。Tie2の活性化には“アンジオポエチン”という成分が必要ですが、それと同じ働きがシナモンにもあることがわかっています。
毛細血管の老化の原因のひとつは、毛細血管の内皮細胞間と壁細胞の接着が弱く、その隙間から血液が漏れてしまうこと。シナモンを摂ると、頑丈に接着され血液の漏れを修復。これにより、再び体の末端まで血液が運ばれるようになるのです。

1日1杯のシナモンパウダーで毛細血管を活性化

シナモンの量は、1日スプーン1杯(約0.6g)が目安。摂りすぎは、肝臓の負担になるので避けましょう。また、毛細血管を復活させるには、シナモン摂取後に、血流をアップさせるウォーキングなどの運動をプラスすると効果的です。

シナモンは、トーストやフルーツ、ヨーグルトなど、好きなものにかけて摂ってもOKですが、おすすめは「レモン入りアップルシナモン紅茶」

紅茶200mlにりんごジャム大さじ1、シナモンパウダーをティースプーン1杯、レモンの輪切り、またはレモン汁を適量入れるだけ。

スパイシーなシナモンの香りと、りんごジャムの甘みがマッチして、味も抜群です。
紅茶とりんごに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用とともに末梢神経の血流を促進します。また、レモンに含まれるビタミンCには、毛細血管の細胞の結合を強くする働きが。これにシナモンを加えて摂ることで、有益な成分を効率よく摂取できます。むくみが気になる人は、毎日の習慣にしてみましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと