ビル・ゲイツ氏は、マイクロソフトの共同創始者と慈善家として、世界で広く知られており、彼は世界の貧困や疾病問題に取り組む模範的人物と見られている。同氏は、中国の貧困削減に対する努力に対して、高く評価している。写真はビル・ゲイツ氏。

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ビル・ゲイツ氏は、マイクロソフトの共同創始者と慈善家として、世界で広く知られており、彼は世界の貧困や疾病問題に取り組む模範的人物と見られている。また、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同主席でもあるビル・ゲイツ氏は、中国の貧困削減に対する努力に対して、高く評価している。「中国の経験は他の発展途上国に応用することができ、世界にとって大きな意味を持っている」との見方を示した。 新華社が22日付で伝えた。

▽過去5年間、中国が得た最も大きな成果は何でしょうか?

過去5年間、中国は貧困削減や児童の死亡率の減少で、実践と経験を積み重ねることを重視し、各国の独特の環境の中でもそうした経験を駆使した協力をしてきました。国連は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標を設定しました。国連にとって、今は大変重要な時期です。先達が得た成果を継承して発展させていく節目の時期に、中国は重要な役割を果たしています。

▽3つの単語で今の中国を形容するとすれば、どんな言葉がふさわしいでしょうか?

責任感があり、意気込みもある、(世界にとって)重要な国だと思っています。「責任感がある」というのは、近年、中国は国内・国外のいずれにおいても、他の全ての大国と同様に国民の健康水準を高め、国家の発展を促進する決意を示し、実際に行動していたことを意味しています。「意気込みある」というのは、2020年までに極端な貧困を撲滅することを目指し、中国が立派な発展の目標を設定したことです。「重要」というのは、世界が「解決できる人類の苦難」から脱するなら、積極的にそれに取り組む中国が絶対に必要で、世界の未来にとって中国は大変重要な存在だと確信しているということです。

▽今の中国の国際的な影響力について、ビル・ゲイツ氏はどう思われますか?

私個人の考えですが、世界の緊迫した問題を解決するにあたり、中国は不可欠な存在だと思っています。中国には専門技術や貧困から脱却して急発展を遂げてきた経験があります。そうした中国独特の資源は、数多くの発展途上国に応用することができるものです。

▽中国の経験で世界的に緊迫した問題を解決することができますか?

はい、もちろんです。世界的な問題を解決するには、たくさんの分野で中国の経験に頼らなければなりません。他の発展途上国は、中国の貧困脱却の経験から色々と学ぶこともできます。さらに重要なのは、中国が自身の革新する力を武器にして、世界的な困難に立ち向かう意欲を持っていることです。例えば、中国が薬品やワクチン、他の医療商品の開発においては、一流の技術を駆使して開発の先鞭をつけています。私たちが北京政府、清華大学と連携し、世界健康薬物開発センターを設立したのも、そのような潜在力を高めることで貧困層へ重大な影響を及ぼす伝染病の解決に役立つ、新たな薬品を開発しようとしているからです。

▽これから来る5年間で、中国はどのように変わっていくと思いますか?

これからの5年間で、さらに繁栄し、世界で最も重要な健康問題や発展問題に取り組んでいく中国が私には見えています。さらに遠い未来では、中国が世界の他の地域との交流を深めることを期待しています。グローバル化は、世界に良い影響を及ぼす力になると確信しています。ゲイツ財団と中国の協力関係は、世界の協力を通じて目標を達成することの証です。中国の国内問題の解決に協力するのと同時に、中国が他の国や地域を発展させるパートナーになるのが理想です。(提供/環球網・編集/インナ)