フェデラーが、自身8回目の地元大会優勝へ意欲[スイス・インドア]

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ATP公式サイトは、ロジャー・フェデラー(スイス)の並外れたシーズンは自身の地元・バーゼルでの大会で続く。と報じた。

信じられないようだが、19回というグランドスラムの栄冠の記録を持ち、合計94のタイトルを得て、ATPランキングで302週1位を誇った選手は、未だにプレッシャーを感じている。

「スイス・インドア」は、フェデラーにとっていつも特別な大会となっている。この大会を7回制したことがあるだけでなく、過去10回の出場で毎回決勝に進出してきた。そのバーゼル出身のフェデラーは去年、怪我が付きまとったために、2016年のシーズンを早期に中断。この地元のトーナメントを逃したものの、今週待望の帰郷を果たす。ただし、そこには期待の重さも一緒だ。

「少し辺りをぶらぶらできたらいいなと思う。すごくプレッシャーを感じている、それは認めざるをえない」とフェデラーは語った。「24日の1回戦で好敵、フランシス・ティアフォー(アメリカ)と戦う。ティアフォーはいい経歴を築いてゆくだろう。できれば、完全に花開いたキャリアを、僕の地元であるここバーゼルで始めないでほしい。これは僕にとっておいて欲しいし、きっと彼は次をものにできる!」

「その一戦目に本当に勝ちたいと思っているし、それからトーナメントに入っていきたい。そのたった1つ先の試合を見ればブノワ・ペール(フランス)かスティーブ・ジョンソン(アメリカ)とで、本当に厳しい組み合わせだ。いつもはそんなことはないけれど、ATP500にしては厳しいトーナメントの山だ。厳しいスタートだから、個人的にはどうなるかわからない」

「ここでプレーした過去10回で決勝に出ているから、有り難いことに、バーゼルではプレッシャーを感じることが大きな問題になったことはない。でも、今年またそうなる保証はない」とフェデラーは付け加えた。「だから早く到着して、センターコートですでにたくさん練習している。ボールをよく感じ始めているし、体も準備が整っているから、いい状態で大会を戦えると思う」

この「スイス・インドア」に続いてロンドンの「ATPファイナルズ」を目前にし、その名誉あるシーズン最後の大会へ、すでに14回目の出場を決めていることが、今週バーゼルでプレーするプレッシャーをいくらか和らげていることをフェデラーは認めている。

「初めての出場権獲得は2002年だった。すっかり昔のことだ」とフェデラーは言った。7回目の優勝を目指しているだけでなく、年末の世界ランキング1位をかけて、ライバルであるラファエル・ナダル(スペイン)を追いかけている。「ファイナルズではいつもいいプレーをしてきたし、大きな記録を持っている。ロンドンで2回、上海で2回、ヒューストンで2回勝った。だから是非もう一度勝ちたい。すでに出場が決まっていると分かってるのはいいことだ。ここ、シーズン最後の室内戦の時期に、少し落ち着ける。シーズンのすばらしい締めくくりになる。だけど、他の選手も同じように考えているのはわかっている。だから、何が起きるか見てみよう」

フェデラーは再び輝かしいシーズンとなっている2017年を、果たしてどのような結果で締めくくるのか。大いに期待して追いかけたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「スイス・インドア」に出場するフェデラー(上海ロレックス・マスターズのときのもの)
(Photo by TPG/Getty Images)