身の回りに祀られている、お稲荷さんとお地蔵さん。しかし、祀られているのが神霊ではないため、お参りする上で少し気をつけるべきことがあります。そこで今回は、お稲荷さん・お地蔵さんの前を通るときの“絶対NG事項”を、占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。

文・脇田尚揮

お稲荷さんを「必要以上に崇める」のはNG

お稲荷さんは、古来から穀物・農業の神様であり、狐を眷属にしています。つまり、狐を祀っているわけではないということですね。

きちんと管理されているお稲荷さまなら問題ないのですが、中には管理されていないお稲荷さんもいます。そんなお稲荷さんは、動物霊の巣窟になっていたり、主祭神がいない神社だと“はぐれ狐”が居座っていたりする可能性があります。

そのため、信仰すると初めはご利益をもたらしてくれるのですが、信仰をやめた途端に祟られる危険性があるのです。

お稲荷さんの前では「火気厳禁」!

上記のように、お稲荷さんは穀物の神であるため、火が出るものを嫌うと言われています。また、その眷属である狐も動物霊であるため、同じく火気を恐れるでしょう。

そのため、お稲荷さんの前を通る際にタバコを吸っていてはいけません。他にも、お稲荷さんの近くで花火をするのも避けた方が良いでしょう。

もしもそれを破ると、あなたに恐ろしい災いが降りかかってくるかもしれません……。

お地蔵さんは「置かれている場所」に注目

赤いよだれかけを首から垂らす姿が可愛らしいお地蔵さん。

その地域の鎮魂のために置かれることが多いため、供養を求める霊が集まっています。たいていのお地蔵さんは石でできているため、無形物の寄り代になりやすいのです。

そのため、まずは“どんな場所に置かれているか”に注目するようにしましょう。自殺の名所や事故が起きやすい場所にあるお地蔵さんは、危険かもしれません。

お地蔵さんを「スマホ撮影」するのは不敬!?

地域の鎮魂のために置かれることも多いお地蔵さん。大事故や子供の死、自然災害の後に置かれたものも多いのです。

そんなお地蔵さんをスマホなどで写真撮影するのは、不敬に当たると言われています。撮影する場合は、そのお地蔵さんがなんの目的で作られたかを調べ、きちんと手を合わせてからにしましょう。

身近な場所にある、お稲荷さんとお地蔵さん。親しみやすいがゆえに礼儀を欠いた行動をとってしまうと、何かしら不吉なことがあなたに起こるかも……。敬意を持って接することを忘れずに。

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