サウジアラビア首都リヤドで、湾岸協力会議(GCC)の臨時外相会談に臨むイエメンのイスラム教シーア派系反政府武装組織「フーシ派」指導部のハッサン・サイード氏(右から2番目、2011年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】内戦が続くイエメンで、反体制派が樹立している政府の青年相が、学校の授業を1年間停止して児童や教師らを前線に派遣すればどうかと提案し、物議を醸している。

 同国では、イランの支援を受け、国際社会からは認知されていないものの首都サヌア(Sanaa)を実効支配しているイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装組織「フーシ派(Huthi)」と、サウジアラビア主導の連合軍が支援するアブドラボ・マンスール・ハディ(Abd-Rabbo Mansur Hadi)政権との内戦が続き、国内は壊滅状態に陥っている。

 フーシ派政府のハッサン・サイード(Hassan Zaid)青年・スポーツ相はフェイスブック(Facebook)に、「部隊を数十万人規模で増強して戦闘に勝利することはできないだろうか」と投稿した。

 フーシ派が掌握する地域では、給与の支払いが1年近く滞っていることに抗議する教師らがストライキを起こし、新年度の授業開始が2週間遅れていた。

 サイード氏の提案に対しソーシャルメディア上で広がった反発について同氏は、「ストを口実に学校を閉鎖しておいて、現況を有利に生かす手だてを検討すれば憤慨する」と批判した。
【翻訳編集】AFPBB News