中国市場での業績回復を図る大手ファストフードチェーン・マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが中小都市で出店ペースを加速させている。

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2017年10月22日、中国市場での業績回復を図る大手ファストフードチェーン・マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが中小都市で出店ペースを加速させている。どちらも中小都市で1日1店という速いペースで新規出店している。参考消息(電子版)が伝えた。

フィナンシャル・タイムズによると、ケンタッキーフライドチキンを運営するヤム・ブランズは現在、中国の1100都市に同社傘下の店舗があり、さらに900都市で出店を検討している。すでに5300店が営業中で、マクドナルドの2倍に上る。一方、マクドナルドも5年以内に新たに2000店を出店する計画で、20年には中国のマクドナルドの45%が中小都市の店舗になるという。

13年以降、消費者の健康意識が高まったことや、消費期限切れの鶏肉を使っていたなど食品安全性の問題により、マクドナルドもケンタッキーフライドチキンも中国市場で苦戦が続き、業績を落としていた。

山東省浜州市に位置する鄒平県は人口70万人の目立たない街だが、大手ファストフード店の開店が相次いでいる。しかし、今後は中小都市でも主要都市と同様に消費者の健康意識が高まり、ファストフードが嫌われてしまう可能性はある。

そこで、ケンタッキーフライドチキンは杭州で従来の店舗とは異なる「KPRO」を出店。健康志向や高品質をアピールするメニュー構成になっており、さらにカメラに笑顔を向けるだけで支払いができる「Smile to Pay」も導入し、業績を上げているという。(翻訳・編集/岡田)