三越伊勢丹フードサービスが運営する「フード&タイム イセタン(FOOD&TIME ISETAN)」

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 三越伊勢丹ホールディングスが10月23日、連結子会社の三越伊勢丹フードサービスの主力事業である高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」などのスーパーマーケット事業等を、来年3月末日をめどとして会社分割により新たに設立する100%子会社に継承し、新会社株式の66%を企業投資ファンドの丸の内キャピタルへ譲渡することを決議した。新会社の社名は未定だが、店名は「Queen's Isetan」を継続する。

 三越伊勢丹フードサービスは2011年、旧クイーンズ伊勢丹(旧伊勢丹の食品関連子会社)と旧二幸(旧三越の食品関連子会社)の経営統合を経て設立。近年では、出店やリモデル関連コスト、インフラ投資などの増加により収益が悪化し抜本的な改革が必要とされていた。
 三越伊勢丹HDは来年3月に伊勢丹松戸店を閉店するなど、今年から来年にかけて構造改革を進めている。スーパーマーケット事業分野において改革の実績を持つ丸の内キャピタルとの資本・業務提携を通じた再生計画の実行が、早期実現に向けて最善であると判断した。