すき焼きに卵かけご飯など、日本では生卵を食べる機会が多い。加熱調理する卵料理でも、完全に火が通っていないトロトロの「半熟状態」が好まれる。その習慣は、中国の人にとってはしばしば奇異に映るようだ。中には興味をもって生で食べてみようと思う人もいるかもしれないが、中国での生食は避けたほうが良さそうだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 すき焼きに卵かけご飯など、日本では生卵を食べる機会が多い。加熱調理する卵料理でも、完全に火が通っていないトロトロの「半熟状態」が好まれる。その習慣は、中国の人にとってはしばしば奇異に映るようだ。中には興味をもって生で食べてみようと思う人もいるかもしれないが、中国での生食は避けたほうが良さそうだ。

 中国メディア・今日頭条は21日「日本人は生卵をこよなく愛しているが、われわれの卵も生で食べられるのか」とする記事を掲載した。記事は「日本の映像作品ではしばしば、生卵を食べるシーンが出てくる。例えば熱々のご飯にかけて醤油を数滴垂らして食べるのだが、見ているとおいしそうだ。ところで、われわれが手に入れられる卵も生食ができるのだろうか」とした。

 そのうえで「実は、日本人が常食している卵とわれわれが普段食べているものはちょっと異なる。日本の卵は厚生労働省が制定した標準に基づきしっかり消毒、検査が行われているものだけが市場で流通できる。殻やパッケージには生食可能な期日を示す賞味期限が記載されており、期限後も十分に加熱すれば食べられる。かたや、中国には生食用卵の基準がないので、軽々しく生卵料理を作ってはいけない」と説明している。

 記事は、中国で一般的な卵を生食したときのリスクについて、サルモネラ菌に感染しやすいこと、生卵のタンパク質はゲル状であるため消化吸収されにくいこと、ビタミンの吸収を妨げることを挙げた。そして「もし本当に卵かけご飯を試してみたいと思うのであれば、輸入品を専門に扱っているスーパーで卵を買うことだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)