バングラデシュ・ウキヤの難民キャンプで、食糧の配給を待つイスラム系少数民族ロヒンギャの人々(2017年10月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国連(UN)は22日、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で8月に軍の作戦が始まって以降、隣国バングラデシュへと避難したイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の住民が60万人を超えたと発表した。国境の川沿いでは渡河の機会をうかがってなお大勢が立ち往生しているとみられ、バングラデシュ当局はさらなる大量流入に警戒を強めている。

 人道支援を指揮している国連の部門間調整グループ(ISCG)の報告書によると、8月25日以降にラカイン州からバングラデシュに入ったロヒンギャ難民は推計で60万3000人となった。この1週間だけで1万4000人以上が越境したことが確認された。

 一方、国境を流れるナフ(Naf)川が流れ込むベンガル湾(Bay of Bengal)で22日に一部の魚を対象とした禁漁が解かれることから、バングラデシュ国境警備隊は漁業従事者らが金もうけ目的で難民を船に乗せて密入国させようとする恐れがあると懸念を示している。
【翻訳編集】AFPBB News