画像提供:マイナビニュース

写真拡大

東京のカレー激戦区といえば、神保町。カレー好きな人々が日夜色んなお店を巡っている街だ。そんな神保町に「ベトナムココナッツチキンカレー」が食べられる店があることをご存じだろうか? 今回は、大人の隠れ家的なBAR「三月の水」(東京都千代田区)に行ってみた。

○神保町にある大人のアジト!?

「三月の水」は、音楽レーベル「Natural Hi-Tech Records」のオーナーでもある林明さんが2016年にオープン。林さんといえば、レーベル所属アーティストが出演するライヴハウスで度々「Natural Hi-Tech軒」としてフード出店しており、音楽業界では結構知られた人物。

かくいう筆者も、林さんが作った水餃子をライヴハウスで食べたことあるのだが、めちゃくちゃうまい! なんでこんなにうまいのか!? ていうかそもそもライヴハウスで水餃子って!? と興奮して尋ねたところ、実は林さんの実家は100年以上続く老舗中華料理店「漢陽楼」(東京都千代田区)で、同店で店長をしていたこともあるのだ(漢陽楼については後日掲載)。そりゃうまいわけだ。

メニューを見ると、角煮まん、台湾ちまき等が並んでいる……おっと、よく考えたら今日食べるメニューは「ベトナムココナッツチキンカレー」(ランチ/税込700円、ディナー/税込918円)だった。いったいどうしてカレーをメニューに加えたのだろう? それに、ベトナムってカレーの印象がないけど? 林さんに聞いてみた。

「そうですよね、ないですよね(笑)。でも以前ベトナムに何回か行ったときに、ホテルのレストランにカレーがあって、そこで食べた味が忘れられなくて再現したんです。だいぶアレンジはしてますけどね」とのこと。

最近では、「第7回神田カレーグランプリ2017」の「グランプリ決定戦」(11月4日・5日開催)に出場が決まっていることもあり、スタンプラリーに参加して食べ歩いているお客さんも多く訪れているようだ。

○濃厚なココナッツの香りに感動するぞ

では、「ベトナムココナッツチキンカレー」をいただきましょう! このメニューの秘密は水を一切使用せず、国産鶏肉、細切りのタケノコ、しめじ、パプリカなどの具材をココナッツミルク、スパイスのみで調理していることだ。その味は、具材とスパイスが混然一体となってうま味が閉じ込められており、とてもマイルドでおいしい!

ココナッツミルクの味がかなり強く、辛さはあまり感じないのも特徴的。辛いエスニックよりマイルドなカレーが好きな人にはたまらないはずだ。チキンは国産若鶏のもも肉と胸肉を混ぜており、脂っこくなりすぎないようにしているのもポイント。ココナッツカレーには珍しく、福神漬けがトッピングされている。

林さん曰く、「福神漬けが乗っているのが不思議ってお客さんによく言われるんですけど、"意外とココナッツと合う!"ってみなさん食べていかれますね」だそうだ。

確かに、福神漬けの酸味がいいアクセントになっていて、ココナッツの味をさらに鮮明なものにしている。こうした随所にも実は細かいこだわりと研究心が感じられるカレーだった。ごちそうさまでした!

ビルの3階にあり、まさに大人のアジトといった感じの店内は、仲間と共にD.I.Yで完成させたのだとか。内装デザインをポストロックバンド「downy」の青木ロビンさん、壁に描かれた歴代ミュージシャン達のイラストは元BEAT CRUSADERSのメンバーでもあるミュージシャンのケイタイモさんが手掛けているのも、音楽ファンにとっては興味深いところ。

さらに、アーティストのレコーディング、リハーサルを行うスタジオも併設しているので覗いてみるのもいいかも。また、週末はアコースティックイベントも実施している。夜のBARタイムも含め、カレーと音楽が好きな人はぜひ足を運んでみてほしい。

●information

三月の水

住所: 東京都千代田区神田小川町3-14-2 漢陽ビル 3階

営業時間: ランチタイム 11時30分〜15時(L.O.14時30分)

     バータイム 19時00分〜23時30分(L.O.23時)

定休日: 土曜不定休、日祝

    土曜の不定休はオフィシャルサイトをご確認ください。