大きな問題となっている神戸製鋼のデータ改ざん。影響を受ける企業は数千社に上るとも言われ、日本製品の信用問題にもかかわる事態となっている。もともと反日感情のある中国では、「それみたことか」と言わんばかりに日本製品が批判されているが、中国メディアの今日頭条は17日、「日本はこんなに恐ろしい」と日本の底力を警戒するよう呼びかける記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 大きな問題となっている神戸製鋼のデータ改ざん。影響を受ける企業は数千社に上るとも言われ、日本製品の信用問題にもかかわる事態となっている。もともと反日感情のある中国では、「それみたことか」と言わんばかりに日本製品が批判されているが、中国メディアの今日頭条は17日、「日本はこんなに恐ろしい」と日本の底力を警戒するよう呼びかける記事を掲載した。

 日本製品の「神話」が崩壊していくなかで、なぜ今日本を警戒するべきなのだろうか。記事は、日本が「終わった」というのは中国人の誤解であり、日本の世界市場の競争力は今でも強いと指摘した。

 例えば、2016年にトムソン・ロイターが発表した、世界で最も革新的な企業100選に日本企業が34社も入っていたことや、エコノミストが2015年に発表した世界各国のイノベーション・クオリティで、日本は3位だったことなどは、日本がイノベーション分野で「驚くほど潜在力がある」証拠だと伝えた。

 さらに技術面でも、研究開発費がGDPに占める割合、企業主導の研究開発費が研究開発費全体に占める割合、革新技術に関する特許、特許の獲得率などで世界一であると指摘。これは日本が科学技術を重視していることを意味しており、なぜ日本が科学技術の分野でリードしているかを説明していると論じた。

 記事によると、これらはすべて「日本を警戒すべき」理由だというが、現状では中国人は警戒するどころか、日本旅行で相変わらず品質神話の崩された日本製品を購入してアベノミクスに貢献し、中国国内の企業の発展を妨げていると苦言を呈した。日本はいまだに、中国が恐れるほどの恐ろしい底力を持っているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)