生産性を高めるために早起きして仕事したことがある人は多いと思う。それを継続できたかどうかはさておき。もともと、早起きが得意な人であればいい。ではそうでない人はどうすればいいのか?

ビジネスライターJeff Hadenは、「早起きすればいいってものでもない」と、一刀両断。どうしてこう言えるか?氏のコラムにその答えが。「Inc.」よりどうぞ。

多くの人にとって、1日を始める時間はだいたい決まっているもの。メールをチェックしたり、電話をかけたり、前日に着手した仕事をするなどしていると、気づかないうちに何時間も経過して、計画通りにいかなかったりする。そんな時、頭に浮かぶ言い訳は、「やらなければいけない仕事は1つや2つじゃないから」というもの。

あなたは確かに忙しい。それは間違いない。でも、本当に効率よく時間を使えているだろうか?ただただ時間に追わるばかりで、生産的に物事を進められていないことはないだろうか?

私たちに必要なのは、自分の時間をつくることで、どうすればそれを実践することができるのかということ。

確かに、
早起きで生産性は高まる
…人によっては。

生産性を高める方法の1つは、早起き。AppleのCEOであるTim Cookは、3時45分に起きて朝のルーティンを始めるという。ゼネラル・モーターズのCEO、Mary Barraは、朝6時に出勤。『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られる作家のDan Brownは4時に起き、スムージーとコーヒーを飲んでから仕事に取りかかるらしい。 かく言う私も、毎朝の5時30分から動き始める。

けれど、全員にとって早起きすることが合っているわけではない。大事なのは「いつからスタートさせるか」ではなく、「どうスタートさせるか」だ。 

自分を変える代わりに
「周囲の人を変える」

早起きする人の多くは、自分の時間を少しでもつくるために朝早く目を覚ますことにしている。5時から働き始めれば、邪魔が入ることは滅多にないのは当然だろう。電話は鳴らないし、メールの着信すらない。オフィスに誰か来て対応する必要もないから、より生産的になれる。

けれど、10時に起きた人はこのような環境をつくることができないかと言えば、そうではない。ただ工夫をすれば良いだけのこと。例えば、家で仕事を少ししてから出社するとか、最初の2時間は自分だけの時間に充てられるよう、周囲の人にお願いしてみるのはどうだろう。

あなたの次第で、周りの人はあなたにどう接するべきか理解してくれるようになるはず。

会議中や電話中に、「“緊急”な用件なので…」と誰かから声をかけられたとしよう。もし、あなたが即座に対応すれば、いつでも対応してくれる人というように周りから見られるかもしれない。

ようするに、良かれと思ってとった行動が、自分にとってベストな働く環境を妨げていることにもなりかねないのだ。であれば、ベストな環境づくりに繋がるような接し方に変えること。もしくは、夜に集中できる時間をつくるか。誰からも仕事を止められることはないだろう。

大切なのは、仕事を始める時間と終える時間ではなく、働いている時間内でなにを達成できたか。人はそれぞれ違うのだから、生産性を高める方法は自分自身で考え、試していくことが重要と言えるだろう。

Licensed material used with permission by Jeff Haden