きょう23日朝の通勤時間帯、雨風ともに強いのは北陸と東北。関東から西は雨の止んでくる所が多い。ただ、台風21号は「超大型」。各地、風が強く、特に関東と東海、近畿は、沿岸部中心に、看板が飛ばされるほどの暴風に引き続き警戒。


北陸と東北は 非常に激しい雨と非常に強い風

今朝の通勤時、雨風ともに強いのは北陸と東北です。1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、特に東北では1時間80ミリ以上の猛烈な雨の降る所もあるでしょう。道路が一気に川のようになったり、冠水する危険性があります。車で通勤するかたは、アンダーパス等低い所を通る道路を避けるなど、慎重な判断をなさってください。風も非常に強く、立っているのも大変なほどになる所もあるでしょう。


関東と東海、近畿も暴風による交通機関の乱れに注意

台風の発達した雨雲は動きが速く、関東から西の雨のピークは過ぎつつあります。通勤時は、止んでいる所が多い見込みです。雨が降っていないと、ついつい油断しがちですが、暴風には引き続き警戒が必要です。関東から九州にかけては、まだ台風の大きな「強風域」に入ったままです。中でも、関東や東海、近畿は、沿岸部を中心に、立っているのも大変なほど、看板などが飛ばされてくるような暴風の続く所が多い見込みです。
雨は止んでも、暴風による交通機関の乱れ(予め運休を決定している所もありますが)に十分ご注意ください。
また、紀伊半島を中心に、これまでの大雨で氾濫している川や氾濫の危険性の高い川があります。しばらく水位の高い状態が続き、周辺や上流からの雨水が集まってさらに水位が上昇するおそれがあります。さらに、地盤がかなり緩んでいて、雨が止んでしばらくしてから土砂崩れが発生するケースもあります。川や崖にはむやみに近づかないでください。