米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはこのほど、米アップルが9月に発売した「アップルウオッチ」シリーズ3の目玉機能である単体での通話や通信について、中国政府が使用不可命令を出したと報じている。

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2017年10月20日、中国メディアの好奇心日報によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米アップルが9月に発売した「アップルウオッチ」シリーズ3の目玉機能である単体での通話や通信について、中国政府が使用不可命令を出したと報じている。

アップルウオッチのシリーズ3は、単体でセルラーネットワークに接続し、音声やデータなどの通信が可能だ。だが中国本土での発売から1カ月たっても、単体での通信ができない状態が続いているという。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、通信できない状態が続いていることについて、「中国政府の規制が原因である可能性が高い」と報じている。

中国では携帯電話の番号を入手するには実名の登録が義務づけられている。シリーズ3に内蔵されるのは極めて小型の「eSIM」で、通信キャリアではなくアップルが組み込む。このeSIMを政府がどう管理していくか結論が出ていないため、中国政府は現状ではセルラー通信できないようにしているとの見方が出ている。

アナリストは「この問題が解決するまでさらに数カ月かかる可能性もある」と話しているという。(翻訳・編集/岡田)