4 藤春廣輝 5.5
浦和の攻勢を受けた試合終盤は、背後を容易に突破されていた。90分を通じたパフォーマンスにムラがあった印象だ。
 
MF
8 井手口陽介 5.5
持ち味である縦への推進力が影を潜める。敵をしつこく追い回しボールを奪っても、そこから先が続かなかった。
 
7 遠藤保仁 5.5(68分 OUT)
パスで局面を打開したかったが、敵陣ではなかなか前を向かせてもらえなかった。セットプレーからファン・ウィジョの1点目をアシストしたのが唯一の見せ場に。
 
10 倉田 秋 6
労を惜しまない動きで攻撃を活性させていた働きは好感が持てる。前線からの守備にも精を出していた点も評価に値。
 
23 中原彰吾 5(81分 OUT)
リーグ初先発を果たすも、物足りない出来に。パスの出しどころを迷い、不用意にボールを失う場面も。
FW
53 赤粼秀平 6.5(75分OUT)
倉田のクロスから技ありのボレーを叩きこむ。鋭い動き出しで味方からパスを呼び込む働きもまずまず効いていた。
 
11 ファン・ウィジョ 6.5
54分にセットプレーの流れから今季3点目をゲット。敵DFに囲まれても簡単にボールを失わないキープ力の高さで起点に。

交代出場
DF
14 米倉恒貴 5(68分IN)
不用意なファウルで警告を受けた77分のシーンはいただけない。試合の流れに入っていけなかった。
 
FW
13 呉屋大翔 6.5(75分IN)
初瀬のCKから土壇場で同点ゴールを奪取。訪れたチャンスを確実に生かして、アピールに成功した。
 
FW
20 長沢 駿  ―(81分IN)
先発落ちで奮起が期待されたが、インパクトを欠く。キープ力や高さといった武器はまったく生かせなかった。

監督
長谷川健太 6
90分トータルで見た内容は決して褒められないが、交代カードが奏功したのも確か。最悪の結果だけは免れた。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。