これまで海外7か国に住み、海外事情や異国文化に関する執筆も多いイギリス在住のライター、ボッティング大田朋子さん。今回は、以前お住まいだったスペインの料理「パン・コン・トマテ」のレシピを教えてくれました。簡単につくれて栄養抜群な「パン・コン・トマテ」のつくり方

私がスペインでやみつきになった料理が「パン・コン・トマテ」。スペイン語で「トマトとパン」を意味するこの一品は、簡単につくれて栄養抜群、そのうえおいしいという、食卓のお助けマンみたいな存在です。

「パン・コン・トマテ」につけるトマトピューレは保存もきくので、時間があるときにつくりおきしておくと、なにかと使える万能ソースにもなります。各家庭によってレシピは多少違いますが、今回はいろいろなスペイン人に教えてもらったレシピを、私のようなちょっとずぼらな人向けにアレンジしたものを紹介させてください。「パン・コン・トマテ」のつくり方


材料は、トマト2〜3個に対して、オリーブオイル大さじ2、ニンニク1片が目安です。


(1)トマトを半分に切ってすりおろします(残った皮は塩とオリーブオイルをかけてつまみ食いに!)。フードプロセッサーやブレンダ―を普段から使っている人は、ぜひそちらでどうぞ。トマトの皮も一緒に撹拌できてベターです。


(2)同じ容器にすりおろしたニンニクを入れ、塩とオリーブオイルを加えて混ぜたらトマトピューレの完成。
(3)半分に切って両面こんがりと焼いたバゲットに(2)をのせればできあがりです!

ニンニクが苦手な人が家族にいる場合は、(2)ではニンニクなしでどうぞ。ニンニク風味希望の人にだけ、カットしたバゲットの表面にニンニクを軽くこすりつけてから、トマトピューレを塗って仕上げればOKです。

ズボラな私は、なんちゃって「パン・コン・トマテ」をつくることも。


深めの容器にみじん切りトマトとニンニク、塩を入れて電子レンジで2分チン!


熱いうちにフォークでトマトの形を軽くつぶし、そこにオリーブオイルをかければできあがり。ズボラな方法ですが、味はけっこうイケます!パンを細切りにしてスティックにしたり、クラッカーにのせたりすれば、来客時の前菜にも使えますよね。生ハムやチーズ、アボカドなどをトッピングするなどアレンジも広がります。

子どもたちも「パン・コン・トマテ」だとトマトをたくさん食べてくれるのもポイント高し。とても簡単にできるので、おいしい完熟トマトを安くゲットしたときにぜひお試しください!

●教えてくれた人
【ボッティング大田朋子さん】
同志社大学商学部卒。ドイツ、インド、メキシコ、アルゼンチンで外資勤務、起業の後、2011年からスペインへ。現在イギリス在住。執筆参加著書に『値段から世界が見える!日本よりこんなに安い国、高い国 』(朝日新書刊)など多数。英国人パートナーと多言語を話す息子、娘の4人暮らし。ブログ「世界が拠点な生き方☆世界が拠点な子育て」を発信