21日、中国メディアの新浪に、日本でのカレー人気について紹介する記事が掲載された。写真はカレー。

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2017年10月21日、中国メディアの新浪に、日本でのカレー人気について紹介する記事が掲載された。

記事は、日本人は毎年平均100億皿以上のカレーを食べており、ラーメンの60億杯と比べても、日本人のカレー好きはラーメンを上回っていることが分かると紹介。カレー市場はどんどん拡大していると伝えた。

なかでも、最近人気上昇中なのが大阪の「スパイスカレー」だ。記事では2人のインド人に、東京にオープンしたカレー店のスパイスカレーを試食してもらっているが、「どのルーも独特だ」「インドのカレーとは違うけどおいしい」と感想を述べたという。

現在、大阪市内だけで100店舗以上あるというカレー店。なぜ大阪ではカレーが人気なのか。それは、バンドブーム及びITバブルと関係があるという。カレー総合研究所の井上岳久代表によれば大阪のスパイスカレーは伝説のバンドメンバーが発祥なのだという。

カレーをこよなく愛するこのバンドメンバーが、1990年頃に大阪でカレー店をオープンし、そのレトロ感から人気が出て、他のバンド出身者も相次いでカレー店をオープンしたという。それで現在の大阪のカレー店の店主はその多くが30代から40代のバンド出身者だという。

また、ITバブルによって多くのインド人が来日し、「インドカレー」の店も続々とオープン。今では全国に3000店以上のインドカレー店があり、こうしたブームで日本人もスパイスに対する興味が出てきたという。

記事は、レトルトカレー市場も拡大していると紹介。2017年には初めてレトルトカレーがカレールーの販売額を超える見込みだという。これには、1人でカレーを食べる人が増えていることと関係があるとした。

最後に、日本人にとって過去のカレーはカレールーに肉や野菜を加えて作るおふくろの味だったが、ITバブルと女性の社会進出に伴い、スパイスカレーやレトルトカレーが登場したと分析。形や味を変えつつもカレーは日本社会に溶け込んでおり、これも日本社会の変化を映す鏡の1つになっていると結んだ。(翻訳・編集/山中)