試練の1日となった福岡FWウェリントン

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[10.22 J2第38節 福岡0-1千葉 レベスタ]

 試合後はあふれる涙を止められなかった。アビスパ福岡のFWウェリントンは22日のJ2第38節・ジェフユナイテッド千葉戦で2度のPKを失敗し、タイムアップ直前には2枚目のイエローカードで退場。終了のホイッスルと同時にピッチに座り込んで立ち上がることができず、涙を流しながらスタッフに連れられて引き上げていった。

 この試合でリーグ戦6試合ぶりに先発復帰を果たしたウェリントン。立ち上がりから前線でターゲット役として存在感を見せ、前半30分にはFW仲川輝人が獲得したPKのキッカーを務める。だが、右足でゴール左を狙ったシュートは千葉GK佐藤優也がビッグセーブ。そしてその直後、カウンターを浴びた福岡は千葉FW船山貴之に先制点を許した。

 ウェリントンは後半もビハインドの状況が続いたことで焦りが募ったのか、後半40分に軽率なイエローカードを受ける。GK佐藤がPA内に流れたボールをつかまずに時間を稼ぐと、キャッチさせるために走り寄ったウェリントンがGK佐藤に飛び蹴りのような形で足を向けてしまった。

 さらに警告直後の後半42分、途中出場のDFエウレーが獲得したPKのキッカーを任されるも、GK佐藤と駆け引きしながら右足で放ったシュートは、無情にもクロスバーを直撃。負の連鎖は止まらず、同アディショナルタイム6分には右CKの流れからオーバーヘッドを試みると、高く上げた右足がDF大久保裕樹の顔付近に向かい、家本政明主審は迷わずイエローカードを提示した。

 試合は2度目の警告となったウェリントンがレッドカードを受けた直後にタイムアップの笛。ウェリントンは座り込んだままGK佐藤に慰められても立ち上がることができず。涙を流しながらスタッフとともにロッカールームに引き上げ、試合後のサポーターへのあいさつの列にも加わることはなかった。

 6試合ぶりの敗戦を喫し、3位長崎に勝ち点で並ばれた2位福岡。次節のアウェー東京V戦は、2試合の出場停止中となっているFWジウシーニョに加え、この試合で累積4度目の警告となったDF冨安健洋、そして退場したウェリントンが出場できない。また、キャプテンのMF三門雄大も負傷交代しており、自動昇格圏内の死守に向けて大きくダメージが残る一戦となった。


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