子犬用のフードの特徴

そもそも子犬用のフードは成犬用とどう違うのか紹介します。

子犬用のフードはハイカロリー

子犬期は活動も活発で成長も著しく、必要なエネルギー量は成犬の2倍といわれています。そのため子犬用のフードは成犬用のフードに比べてハイカロリーに出来ています。

子犬用のフードは高たんぱく・高栄養素

大切な成長期を支えるため、子犬用のフードには、たんぱく質やカルシウムなどの栄養素がたっぷりと詰まっています。
たんぱく質、カルシウムとリン、脂肪酸は、成長に重要な栄養素です。筋肉をつくるためのたんぱく質、骨を作るためのカルシウムとリン、脳や皮膚・被毛の成長のための脂肪酸は、成犬用のフードに比べると高配合され、成長のために作用しやすい割合で配合されています。

子犬用のフードは免疫力をサポート

生後間もないうちは、母犬の胎内で受け取った免疫抗体と、母乳に含まれる免疫抗体で空気中のさまざまな細菌やウイルスから体を守っています。しかしこの免疫抗体は徐々に減り、母乳から卒乳してからしばらくは自身で免疫力がつけられるようになるまでは抵抗力が充分でない時期となります。
そのため子犬用のフードには、免疫力を維持したり強化するための抗酸化成分などの栄養素が添加されています。

いつ切り替えたらいい?成犬用のフード

著しい成長がおさまったら切り替えを

子犬期の著しい成長がひと段落したときがフードの切り替え時期です。成長に必要な充分な栄養素とエネルギーが必要なため子犬用のフードを与えていましたが、成長がひと段落すると栄養過多・カロリーオーバーとなってしまい肥満の原因になってしまいます。

成長が落ち着くフードの切り替え時期は、おおよそ以下のように言われています。

超小型犬や小型犬は生後約6〜9ヶ月頃中型犬は生後約12ヶ月頃大型犬は生後約18ヶ月頃超大型犬は生後約24ヶ月頃

個体差がありますので、愛犬の成長の具合を見ながら切り替えを検討してください。

フードの切り替えは少しずつ

一度にすべてのフードを切り替えてしまうと、体調不良の原因となりかねませんので、少しずつフードを移行していきましょう。

それまで食べていた子犬用のフードに、成犬用のフードを混ぜて、少しずつ成犬用のフードの割合を増やしていきます。1週間程度の時間をかけると良いでしょう。しかし、成犬用のフードを混ぜたことで愛犬の体調が芳しくない場合はいったん割合を増やすことをやめて様子を見てください。

身体が(消化器)が成犬用のフードに慣れていないか、または与えている成犬用のフードが犬の体質に合っていない場合が考えられます。割合を維持したまま数日経っても症状が改善しない場合は、与える成犬用のフードを変えることを検討してください。

まとめ

フードを少しずつ移行するのは、子犬用から成犬用のフードへの切り替えだけでなく、成犬になってから他メーカーや他商品のフードに切り替える際にも有効です。アレルギーや慣れないフードで消化不良などを起こさないよう少しずつ混ぜて様子をみながら安全に切り替えを行ってください。