1990年〜1991年まで放送され、世界中で大人気だったアメリカのテレビドラマ『ツイン・ピークス』ですが、その25年後の世界を描いた新作が『ツイン・ピークス The Return』。昔からのファンには、たまりませんよね。

コアなファンの人ならご存知かと思いますが、実はこれ「シアトルの郊外」が舞台なんです。

監督の「コーヒー愛」
でしょうか

初めてシアトルに行ったとき、観光で『ツイン・ピークス』の舞台になった街や滝に連れて行ってもらったのを今でも覚えています。一応「カナダの国境近くの田舎町」という設定なんですが、シアトルのダウンタウンから車で30分くらいのところにあります。私もよくハイキングに行くエリアです。

90年代に見ていたときは私もまだ子供だったので気がつかなかったんですが、大人になってから見てみると、改めてこのドラマ、とにかくめちゃくちゃコーヒーが出てくる!さすがシアトル。

たとえば主人公のクーパーFBI捜査官は、いつもコーヒーを飲んでいます。コーヒー大好きなんです。おいしいと「A damn fine cup of coffee(クソうまいコーヒーだ)」と褒めたり、ウェイトレスにどんなコーヒーにするかと聞かれれば「Black as midnight on a moonless night.(月のない真夜中のようなブラックを)」なんて、カッコいいことを言ったり。

冬の薄暗く灰色の空が広がる(シアトル郊外だけど一応架空の)田舎町で起こった謎の多い殺人事件に立ち向かうクーパー捜査官ですが、彼は“とりあえずコーヒーを飲んでから”的なキャラクター。もうクーパーとコーヒーのダブル主演なんじゃないの、っていうほどコーヒーが登場するんですが、これは、デヴィッド・リンチ監督の溢れんばかりのコーヒー愛の表れなんじゃないか、と私は思っています。

じつはデヴィッド・リンチ監督は、超がつくほどのコーヒー好き。「リンチ・コーヒー」という自分のコーヒーブランドまで出しちゃってるほどですからね。ドラマ中にコーヒー愛を注ぎまくっているわけです。

コーヒーとパイの
登場率が半端じゃない

さて、どれくらいコーヒーが出てくるのか。見たことがある人もない人も楽しめる動画、「ツイン・ピークスにおけるコーヒーとパイの全登場シーンまとめ」なるものを発見したので、ご覧ください(ちなみにパイも、コーヒーと同じくらいドラマに出てきます)。

コーヒーが好きなのはクーパーだけじゃないですね(笑)。

町中の人がコーヒー飲みまくって、チェリーパイ食べまくっています。 

ちなみに、2017年版のツイン・ピークスの放送が始まる直前に、なんとクーパー捜査官役のカイル・マクラクランのインスタで「Damn good coffee(クソうまいコーヒー)」の淹れ方を伝授する動画まで投稿。どこまでコーヒー好きなの!?

もうドラマの設定なのか、本人が好きだからやっているのかわからないくらいです。(実はカイル・マクラクラン本人も、ものすごいコーヒー好き)。

結論…『ツイン・ピークス』とは、コーヒーを飲みながら鑑賞するドラマなのです。

Two days to go. Just in time for a refresher! Here's how to make damn good coffee! @tastingtable

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