ネイサン・チェンと羽生結弦【写真:Getty Images】

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異次元ハイレベルのGPロシア大会、トリノ五輪5位ジョニー・ウィアーが驚き

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)GPシリーズ第1戦ロシア大会は21日、男子フリーでショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)が初挑戦の4回転ルッツを決めてフリー1位となったが、合計290.77点で2位。SP1位のネイサン・チェン(米国)が293.79点でGP初制覇した。ともに4回転ルッツを成功させるなど、GP初戦から繰り広げられたハイレベルな一戦に、元五輪米国代表の名選手は「なんて大会なんだ!」と驚嘆の声を上げている。

 全体11番目で登場した羽生は初挑戦の4回転ルッツに成功。高難度の演技構成でフリー1位の195.92点とシーズン序盤としては異例の高得点を叩き出し、お決まりのプーさんのぬいぐるみが数々舞った。続いて最終滑走で登場したチェンも4種類の4回転を決めるなど、超ハイレベルな一戦となった。

 これに声を上げたのが、トリノ五輪5位入賞するなど2度の五輪に出場したジョニー・ウィアー(米国)だ。現役時代、美しいスケーティングで知られた名選手は、ツイッター上で「ネイサン・チェンのモスクワでの勝利、そして羽生結弦の試合初の4回転ルッツにおめでとう!」と母国の後輩のタイトル、世界王者の新たな挑戦に拍手を送った。

 最後は「なんて大会だ!」と締めくくったウィアー。驚くほどハイレベルな大会だったようだ。平昌五輪が控える今シーズン。かつての名手も想像できない空前の争いが、これから繰り広げられていく。