首位ドルト、痛恨の2戦連続足踏み…… 長谷部の“スーパーブロック”も飛び出しフランクとドロー
21日にブンデスリーガ第9節が行われ、日本代表MF長谷部誠らを擁するフランクフルトが同代表MF香川真司を擁するドルトムントをホームへ迎え入れた。なお、この試合で長谷部はスターティングメンバーに名を連ね、鎌田大地はベンチ外、香川はベンチスタートとなっている。
試合は、19分に動く。攻撃を畳み掛けるドルトムントは、マルク・バルトラのシュート気味の右クロスを中央へ走りこんだヌリ・シャヒンが合わせ、先制に成功した。しかし、その後はなかなかスコアが動かず、ドルトムントが前半をリードして折り返す。
リード広げたドルトムントがこのまま試合を優位に進めるかと思われたが、フランクフルトもホームの意地を見せる。64分、アンテ・レビッチがエリア内で倒されPKを得ると、これをセバスティアン・ハラーが落ち着いてゴール右に決め、1点返す。さらに4分後の68分、絶妙なスルーパスによりエリア内へ侵入したマリウス・ヴォルフがゴール左に流しこみ、スコアをタイに戻した。
その後、GKのカバーに入った長谷部がゴールライン上でスーパーブロックを見せるなど、両チームともにネットを揺らすことはできず。フランクフルトとドルトムントの一戦は、2-2のドローで試合終了のホイッスルを迎えている。
この結果、7位フランクフルトの連勝は「2」でストップも、3試合負けなし。一方、首位に立っていたドルトムントは前節敗れたRBライプツィヒ戦に続いて、2戦連続で足踏みをすることとなった。
[スコア]
フランクフルト 2-2 ドルトムント
[得点者]
フランクフルト:ハラー(64)、ヴォルフ(68)
ドルトムント:シャヒン(19)、フィリップ(57)