FW浅野拓磨はチャンスを生かせず不発

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[10.21 ブンデスリーガ第9節 ライプツィヒ1-0シュツットガルト]

 ブンデスリーガは21日、第9節2日目を行い、FW浅野拓磨の所属するシュツットガルトは敵地でライプツィヒと対戦し、1-0で敗れた。浅野は4試合ぶりの先発、3試合ぶりの試合出場となったが決定機を生かせず、後半20分に途中交代となった。

 前半23分、ライプツィヒが試合を動かした。鮮やかな崩しからMFマルツェル・ザビッツァーが左足ミドルを突き刺し、先制に成功。対するシュツットガルトは今季3度目の先発となった浅野が3-4-3の右ウイングに入り、序盤からドリブル突破や裏への飛び出しでチャンスメーク。前半28分には左CKのこぼれ球に反応し、胸トラップから強烈な左足ボレーで叩いたが、枠を捉えられなかった。

 0-1で折り返した後半5分、決定機が訪れる。後方からのロングパス1本で素早く抜け出した浅野はMFナビ・ケイタの前に体を入れ、巧みなトラップからボールをキープすると、PA内左45度から左足シュート。決定的な形だったが、GKのセーブに阻まれ惜しくも同点弾とはならなかった。

 シュツットガルトは後半11分にもショートカウンターから絶好のチャンス。高い位置でMFオレル・マンガラが相手ボールを奪取し、右に開いたDFアンドレアス・ベックに展開。ベックの右クロスに猛然と走り込んだ浅野が押し込もうとしたが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。

 浅野は後半20分に途中交代。シュツットガルトはその後もスコアを動かせず、1-0で敗れ、今季初の連勝を逃した。3勝1分5敗も敵地で未勝利が続いており、これでアウェーは開幕5連敗となった。


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