【J１採点＆寸評】広島０-３川崎｜攻守で躍動した谷口がMOM！川崎は11戦無敗で鹿島を猛追
【チーム採点・寸評】
広島 ５
自滅して勝点０に終わった。ふたつの失点はミスからで、得点機はシュートミスで逸した。肝心のゴール前で大きな問題を抱えている。
【広島｜採点・寸評】
GK
34 中林洋次 4.5
立ち上がりのピンチを食い止めて流れを持ってきたが、痛恨のキャッチミスで先制点を献上して試合を壊した。
DF
40 丹羽大輝 5.5（HT OUT）
攻撃の質は高く多くのチャンスを生み出したが、長谷川、車屋の対応に苦しんで前半での交代となった。
５ 千葉和彦 5.5
個人としての対応に大きな問題はなくポゼッションも安定していたが、もっとボールを奪いに行く守備の姿勢を見せてもいい。
４ 水本裕貴 4.5
三好に寄せ切れず２失点目を見届け、GKのキックをかぶって３失点目を許す。特に３失点目の対応は軽率すぎた。
３ 高橋壮也 5.5
ボックス内での守備に甘さがあるも、タイミングよく左サイドを駆け上がってクロスを供給した。
MF
６ 青山敏弘 ５
強気に前から潰しに行ったが、川崎の２列目の選手を捕まえ切れない場面もあり、攻撃もスムーズに流せなかった。
15 稲垣 祥 5.5
豊富な運動量を生かしてゴール前に何度も顔を出し、プレスバックも効いていたが、ファウルが多かった。
29 森島 司 5.5（66分OUT）
ボールに触る回数は多くスペースへの良いランニングもあったが、ボックス付近で効果的に絡むことはできず。
44 アンデルソン・ロペス 5.5
周りを上手く使ってチャンスを創出。前半終了間際には強烈なミドルシュートも放ったが、ゴールはならず。
18 柏 好文 ５（87分OUT）
左サイドから果敢にゴール前へ進出したが、26分、55分の決定機を生かせなかった。
FW
22 皆川佑介 ５
12試合ぶりの先発も救世主にはなれず。ゴール前でチャンスを嗅ぎ分けたが、仕留めることはできなかった。
ＤＦ
43 椋原健太 5.5（HT IN）
アグレッシブに前へ出て決定機もひとつ生み出したが、チームを好転させるまでには至らなかった。
FW
39 パトリック ５（66分IN）
クロスは多く入ってきたが、良いポジションで競れずシュート０本。期待に応えられなかった。
MF
10 フェリペ・シウバ -（87分IN）
試合の行方が決まってから登場。せめて２点差でピッチに立てれば……。できることはほとんどなかった。
監督
ヤン・ヨンソン ５
抜擢した皆川と森島は期待に応える動きを見せるも結果にはつながらず。選手交代は効果なく終わった。
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
劣勢の時間帯は守備陣がしっかりと耐え、相手のミスにも乗じて得点を重ねた。したたかに戦って勝点を手繰り寄せる強者の姿を見せた。
【川崎｜採点・寸評】
GK
１ チョン・ソンリョン ６（33分OUT）
15分には皆川のシュートをストップして好セーブを披露も、トラブルが起きて33分に交代を余儀なくされた。
DF
18 エウシーニョ ６
背後を取られてクロスを入れられる場面も作られ、持ち味は出せなかったが我慢強くファイトした。
３ 奈良竜樹 6.5
ラインを上げられない苦しい時間もあり、ピンチの数も少なくなかったが、なんとか最終局面で身体を張って無失点に抑えた。
23 エドゥアルド ６
車屋との連係が乱れて不安定な守備も散見されたが、先制点に貢献してビルドアップも安定。
