トラップミスから2失点目を招いた植田が、同点弾を叩き込んだのは良かったのだが……。(C) SOCCER DIGEST

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 優勝に向けて、痛恨の敗戦を喫した鹿島。横浜を相手に開始15分で2点を奪われながらも、一度は同点に追い付いたが、最後に力尽きた。
 
 大岩剛監督は試合後のフラッシュインタビューで、「最後まで選手たちは得点を取るべく、走ってくれた。2点目のあとは反撃の勢いがあったので、3点目が取れなくて残念」と攻撃陣の粘りに言及。1度はビハインドを跳ね返した選手たちの勇戦ぶりに賛辞を送った。
 
 しかし、横浜戦を落としたことに変わりはない。残り4試合で川崎との勝点差は2ポイントとなった。だからこそ、大岩監督は「すぐ試合があるので、立て直して準備をしたい」と語る。

 来週の戦いに備え、気持ちを切り替えるしかない鹿島。次節は2連勝中の札幌が相手となるが、常勝軍団は立て直しを図れるだろうか。