グミキャンディ好調、菓子市場は拡大傾向に 富士経済

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 富士経済は19日、菓子やスナック菓子、スープ類、育児用食品の市場調査結果を発表した。菓子ではグミキャンディやチョコレート、スープ類ではフリーズドライスープの好調が目立っている。

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■菓子

 17年は16年比102.3%増の1兆2,766億円、22年は同106.8%増の1兆3,341億円と予測。

 グミキャンディが好調を牽引している。17年は16年比15.2%増の433億円。22年には同40.7%増の529億円と予測している。訪日外国人の土産需要を取り込んだヒット商品が続出し、なかでも味覚糖グループの「ココロ」は大ヒットとなった。グミ業界衝撃の新触感として、果実そのものの弾けた触感が受けている。「ハード」、「強弾力」といった新触感のバリエーションが増加したことで市場が拡大している。

 その他、チョコレートも好調。カカオポリフェノールなど健康要素を備えた商品や、カカオ豆の品質にこだわったハイカカオ商品の需要が市場を牽引している。

■スナック菓子

 17年は16年比100.3%増の3,161億円。22年は同103.9%増の3,275億円と予測。

 スナック菓子の主力であるポテトチップスは、16年に主要生産地である北海道が台風の被害に遭い、原料不足が17年まで影響している。今後も自然災害などの影響を受ける可能性はあるものの、プレミアム商品の強化や食事メニューへの利用提案などから、市場は堅調に推移すると予測されている。

■スープ類

 17年は16年比103.4%増の1,933億円。22年は同115.1%増の2,153億円と予測。

 フリーズドライスープが素材の品質や利便性の良さから市場を牽引している。近年は個食タイプが存在感を示し、冷凍食品に注力しているコンビニエンスストアでの販売も定着してきている。エスニックなど新たなフレーバーの開拓も進み、機能性食品や健康素材商品の開発も進められていることから市場の拡大が予想されている。

■育児用食品

 17年は16年比100.8%増の752億円。22年は同104.7%増の781億円と予測。

 共働き世帯の増加などライフスタイルの変化や、離乳食期間の拡大による高月齢向け商品の需要拡大により、ベビーフードの需要が増加している。乾めんやアイスクリームなど新たなカテゴリーの商品も拡充し、ホームセンターなど通販チャネルの拡大も進んでいることから市場は堅調に拡大すると見られている。