ジュビロ磐田はMFアダイウトン(15)の後半AT弾でドローに持ち込んだ

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[10.21 J1第30節 磐田2-2新潟 ヤマハ]

 チームの成長を感じている。だからこそ、ジュビロ磐田の名波浩監督は、劇的なドローにも満足はしなかった。

 相手は負ければ降格が決まる最下位の新潟。しかし、前半25分にゴール前でのミスが重なってFWホニに先制点を奪われてしまう。同39分にはMF中村俊輔のFKをDF大井健太郎が左足ダイレクトで合わせてネットを揺らしたものの、同アディショナルタイムにFW河田篤秀に勝ち越しゴールを許してしまった。

 後半は押し込む展開となりながらも、なかなか同点ゴールを奪えなかったが、同アディショナルタイムにMF上田康太のFKをMFアダイウトンがヘディングで突き刺してドローに持ち込んだ。

 劇的な展開で追い付いたチームは5戦負けなしで順位は6位につける。指揮官は「よく追い付いたし、5戦負けなしが続いているのは事実です」と話しながらも、「我々は5戦負けなしで喜ぶクラブではなくなりつつあるので、選手にも言ったが、こんな小さなことで納得や満足をせずに、また一から出直すような気持ちを持たないといけないと思っている」と続けた。

 選手も同様の思いを持っている。一時は同点となるゴールを決めた大井は、「皆が悔しがっていた。負けなくて良かったと思うよりも、勝てなくて悔しいと思えるチームになってきたと思う」とドローという結果に満足せず。指揮官の言葉も「『上を目指せるチームになってきている』と伝えてくれていると思う。本当に上を目指したいんだったら、もっと皆が厳しくやらないといけない」とさらなる高みを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
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