寝る前に過ごす部屋の照明は“暖色系”がおススメ

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【写真を見る】小さな照明を複数つける「多灯分散」でも節約できる

普段何気なくつけたり消したりしている“照明”ですが、少し使い方にこだわるだけで様々な能力を発揮します。今回は日々の生活を少しだけ快適にする“照明術”を紹介していきましょう。

 

■ 照明の違いで“睡眠”にも影響が!?

10月11日放送の「あさイチ」(NHK)では“照明の使い方”を特集。生活の様々なシーンで役に立つ照明術が紹介されました。

まずは照明にかかる電気代の節約方法。白熱電球や蛍光灯よりも消費電力が少ない“LED”につけ替えることで、電気代を大幅に抑えられます。また、小さな照明を複数つける“多灯分散”という技も登場。「食事の時はテーブル周りだけを照らす」など、自分の生活範囲に合わせてこまめに点灯・消灯を切り替えられるので、電気代の節約に効果的です。

次に紹介されたのは、質の良い睡眠をとるための照明術。番組に登場した睡眠のスペシャリスト・福田一彦は、寝室だけでなく“寝る前に過ごしている部屋”の照明にもこだわる必要があると語っていました。

その理由は、寝る前に明るい部屋にいると睡眠を促す“メラトニン”というホルモンが分泌されなくなってしまうため。寝る1時間〜2時間前には、リビングでくつろいでいる時でも照明を抑えるとしっかり眠ることが出来ます。そして照明の種類は、ブルーライトの少ない暖色系がおススメ。

様々な照明術に視聴者からは「我が家もLED化を目指してみるか」「実家に帰ると眠れなくなるのはリビングが明るすぎるからなのかも」「照明変えるだけで生活がぐっと快適になるよね!」との声が上がりました。

 

■ LEDじゃなくても可能な節約方法

番組で紹介された方法以外にも、様々な照明代の節約方法が。例えばLEDではなく“白熱電球”を使っている場合でも、明るさを調節する“調光機能”を駆使することで節約が可能。「東京電力エナジーパートナー株式会社」の公式サイトによると、明るさを60%にするだけで消費電力を約20%カット出来るそうです。

また、照明器具をこまめに掃除するのも節約に効果的。照明による電気代節約は、いかに少ない電力で大きな明かりを得られるかが重要になってきます。しかし照明カバーなどに埃がつくと、同じ電気代なのに本来の明るさを発揮できません。「最近部屋が暗くなってきた」と思ったら、照明の数を増やしたりせずに、一度雑巾などで磨いてみるとよいでしょう。

明かりは人間の生活とは切っても切れないもの。照明にこだわることで、生活レベル全体が1段階底上げされるかもしれません。