磐田FW川又堅碁(右)の突破を阻もうとするアルビレックス新潟MF小泉慶

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[10.21 J1第30節 磐田2-2新潟 ヤマハ]

 時計の針は90分を回っていた。残された時間は5分間のアディショナルタイムのみ。勝ち点3を獲得して、残留の可能性を少しでも広げたいアルビレックス新潟だったが、90+4分に痛恨の同点ゴールを献上してしまう。MF小泉慶は「間違いなく勝てたゲームだった」と声を落とした。

 前半25分にFWホニの得点で先制したものの、同39分に磐田に同点に追い付かれてしまう。しかし、「時間もたっぷりあったので、焦ることなく切り替えられた」と試合を進めると、「良い時間帯で点を取れた」と同アディショナルタイムにFW河田篤秀がダイビングヘッドで勝ち越しとなるゴールを奪取した。

 後半に入ると磐田に押し込まれる時間帯が続いたが、右SBの位置に入る小泉は対面するMFアダイウトンを監視下に置き続けて仕事をさせず。「1対1の勝負で負けていたら、戦術どうこうの話にならないので、アダイウトン選手にやられたら自分の責任だと思っていた」。激しく体を当てて粘り強く対応することで自由を奪い、自サイドにしっかりフタをして好機を生み出させなかった。

 しかし、チームは後半アディショナルタイムにセットプレーから同点ゴールを奪われ、2-2で試合終了のホイッスルが吹かれた。「特に後半は一人ひとりの『勝つんだ』という気持ちが伝わったと思うし、『何が何でも』という思いで臨んだけど、この結果がすべてだと思う」と悔しさを滲ませながらも、「自分たちは勝つしかない状況。下を向くことなく切り替えたい」と気丈に語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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