課程博士と論文博士とは?

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博士号は、大学などの研究者になるには必須の資格です。博士号は大学院の博士課程に在学し、博士論文審査に合格することで授与されます。一方で出身大学や、在籍していた大学院とは別の学校から博士号を授与されている人もいます。この違いは何でしょうか?

課程博士とは?

大学院の博士課程に在籍し、博士論文が合格することで授与される博士号は課程博士と呼ばれています。大学院の博士課程の在籍期間は3年ですが、3年で博士号を得ることは現状では難しいと言われており、特に、理系よりも文系の分野で短期間の博士号取得は困難であるといわれています。そのため留年を繰り返し在籍期間いっぱいの6年間通って博士論文を提出する人が多くいます。

論文博士とは?

対して論文博士とは論文を執筆し、博士号を研究機関に請求するものです。これは小説の新人賞のように、いきなり書いて審査を受けるといったものではありません。博士論文の提出に先立って予備審査があります。この審査に関しては別途料金が発生します。当然こちらの制度は課程博士よりも難しく、廃止すべきではないかといった議論も生まれています。