大宮はMFマテウスのFK弾で勝ち点1を拾った

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[10.21 J1第30節 大宮1-1柏 NACK]

 7戦勝ちなし(4分3敗)で17位の大宮アルディージャは、2連敗中の3位柏レイソルをホーム・NACK5スタジアム大宮に迎えた。柏が前半終了間際に先制を許すも、大宮は後半アディショナルタイムに追いつき、勝ち点1を分け合った。

 今夏に加入以降全試合に出場しているFWマルセロ・トスカーノが出場停止中の大宮。FW長谷川アーリアジャスールを7月29日以来3か月ぶりに先発に抜擢。右膝靭帯損傷で全治4週間のケガを負ったDF渡部大輔の位置にはDF高山和真が入った。

 今季12得点を挙げているFWクリスティアーノが出場停止なのに加え、大黒柱の主将・MF大谷秀和も欠く柏は、FWディエゴ・オリヴェイラとMF小林祐介をそれぞれ代役に。キャプテンマークはMFキム・ボギョンが巻いた。

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 立ち上がり、最初のチャンスはホームの大宮に訪れる。2分、DF奥井諒のクロスに飛び出したMF茨田陽生が合わせたが、ジャストミートできなかった。しかしその後はディエゴ・オリヴェイラが左右に流れてボールをおさめる柏が次々とチャンスをつくる。4分にはディエゴ・オリヴェイラがキム・ボギョンとのワンツーで抜け出してシュートまで持ち込む。さらに、左サイドに流れたディエゴ・オリヴェイラがドリブルで中央に切り込んでラストパスを送ったが、チャンスをものにすることができない。

 それでも大宮は自陣からパスをつないで柏陣内に入ると、MFマテウスが左サイドから切り込んで右ミドル。これはGK中村航輔がセーブするが、その流れから今度は右サイドバックの奥井が中央に切り込んで左足ミドルを放つ。矢のようなシュートはクロスバーを叩き、得点には至らない。

 前半27分、ピンチをしのいだ柏に決定機が訪れる。ハモン・ロペスの左サイドからのクロスがファーサイドに流れると、MF伊東純也がトラップから狙いすましたシュート。ゴール右隅へと向かったシュートはGK加藤順大が好守でしのぎ、得点を許さなかった。

 両サイドが高い位置をとって攻める柏に待望の先制点が生まれる。43分、CKの流れからキム・ボギョンのクロスをMFハモン・ロペスが頭で合わせると、GK加藤が反応を見せるも一歩及ばずゴールネットを揺らした。

 ともにメンバー交代なしで迎えた後半、膠着状態が続くと大宮が先に動き、17分にFW瀬川祐輔を投入する。豊富な運動量でスペースを狙う瀬川は、交代から6分後にはマテウスからのスルーパスに反応したが、ボールをコントロールできず。26分には高い位置でボールを奪った大宮がカウンター。一気に柏ゴール前まで攻め寄せると、マテウスのパスを受けた横谷がGKとの1対1を迎えたが、GK中村が間合いをつめてセーブし、大宮のスコアは動かない。

 柏は途中出場のFW武富孝介が負傷して交代に。交代枠を使い切ると、DFユン・ソギョンも負傷し、38分から10人での戦いを余儀なくされる。数的優位となった大宮は40分、奥井のクロスをFW江坂任の頭がとらえる。対角線上に向かったヘディングシュートは、またもGK中村のビッグセーブに阻まれてしまった。さらに猛攻を仕掛ける大宮が、ゴールをこじ開ける。後半アディショナルタイム3分、柏ゴール前で手に入れたFKのチャンスでマテウスが直接沈める。そのまま試合は1-1で終了、柏は勝ち点3をとりこぼし、大宮は勝ち点1を拾う形となった。

(取材・文 奥山典幸)


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