崖っぷちの新潟、土壇場の失点で痛恨ドロー J1残留の可能性を残すも残留は絶望的に

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河田のダイビングヘッドで勝ち越すも、試合終了間際に痛恨の失点

 勝点3が目の前でその手からこぼれ落ちた。

 J1最下位に沈むアルビレックス新潟は21日に行われた第30節の敵地ジュビロ磐田戦で2-2の引き分けに終わり、残留に向けて黄色信号点滅の状況となっている。

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 新潟は勝っても他会場の結果次第では降格が決まってしまうという崖っぷちの状況下で、前半25分にMFホニのゴールで幸先よく先制した。同39分には磐田のMF中村俊輔のセットプレーからDF大井健太郎にゴールを許し、同点に追いつかれてしまう。それでも必死の攻撃を見せると、前半終了間際に右サイドの深い位置で中村からボールを奪ったホニの折り返しをFW河田篤秀がダイビングヘッドで押し込んだ。気迫あふれるゴールが生まれて勝ち越しに成功した。

 終盤までリードを保っていた新潟だが、後半アディショナルタイムに悲劇が待っていた。セットプレーでMF上田康太のキックからFWアダイウトンに劇的なゴールを決められてドロー決着。呂比須ワグナー監督も失点直後に両手で顔を覆い、悔しさを露わにした。

 同日の試合で残留を争うライバルチームのうち、15位の甲府(勝ち点28)と16位のサンフレッチェ広島(同27)が敗戦。17位の大宮アルディージャは柏レイソルに1-1で引き分け、勝ち点を24とした。また、14位の清水エスパルスはベガルタ仙台とスコアレスドローに終わり、勝点を30に伸ばしている。

 新潟は貴重な勝点1を積み上げたものの、残り4試合で全勝しても勝ち点は最大「28」。残留はかなり厳しい状況に追い込まれている。次節、甲府が引き分け以上に終わった場合は降格が決定する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images