GK権田が躍動の鳥栖がポドルスキ弾浴びるも逆転勝利《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第30節のヴィッセル神戸vsサガン鳥栖が21日にノエビアスタジアム神戸で行われ、1-2で神戸が勝利した。

▽ここまで12勝5分け12敗で8位の神戸(勝ち点41)と、同11勝8分け10敗で9位の鳥栖(勝ち点41)が相まみえた。ホームの神戸は、1-1で引き分けた前節の浦和レッズ戦から藤谷、三原、大森に代えて高橋峻、松下、田中順を起用。対する鳥栖は、1-2で敗れた前節のセレッソ大阪戦から藤田と福田に代えて小林、安庸佑を起用した。

▽より力強い試合の入りを見せたのは神戸。4分、左サイドからポドルスキが鋭いクロスを供給する。これにファーサイドの高橋秀が頭で合わせたが、シュートは枠を捉えることができない。

▽それでも、13分には神戸が先行する。左サイドの松下のセンタリングを田中順が胸で落とす。絶妙な浮き球での落としを右足ダイレクトボレーで合わせたポドルスキがネットを揺らし、神戸が先手を取った。

▽完全に崩された鳥栖だが、早い時間帯に追いつく。16分、ゴール正面に抜け出したイバルボが高橋秀に倒されてPKを獲得。このチャンスをイバルボ自らが決めて、鳥栖がすぐさま試合を振り出しに戻した。

▽ハーフタイムにかけては一進一退の攻防となる。鳥栖は26分に決定機。左サイドからイバルボが入れたスルーパスでボックス正面に抜け出した小野がシュートを放つ。しかし、これはGKキム・スンギュのファインセーブに遭って勝ち越し弾とはならない。

▽すると、次のチャンスをモノにしたのは鳥栖だった。38分、原川が蹴った左CKに正面のキム・ミンヒョクがヘッド。高い打点から放たれたヘディングシュートがネットに突き刺さり、鳥栖が逆転に成功した。

▽迎えた後半はビハインドを背負う神戸が積極性を見せる。すると、62分にビッグチャンス。藤田が蹴った左CKに正面の渡邉が合わせる。このヘディングシュートがゴール右を捉えたが、GK権田のビッグセーブに阻まれてしまう。

▽終盤にかけて、高橋に代えてニウトン、そして松下を下げてハーフナー・マイクを投入した神戸が鳥栖を押し込む。神戸は82分、ロングボールをハーフナーが落とすと、正面のポドルスキが素早くシュート。強烈な弾道だったがコースが甘く、GK権田に処理される。

▽さらにアディショナルタイム2分にも正面のハーフナーが鋭いシュートを枠内に飛ばすも、ここも好守を見せるGK権田が立ちはだかり、神戸のゴールは遠い。

▽そして、鳥栖はそのまま逃げ切りに成功。鳥栖が勝ち点3を獲得した一方、神戸は公式戦7試合ぶりの黒星となった。