「エフエフジェー、エフエフジェー、われらの誇り〜♪」

全国の農業高校で歌われる「FFJの歌」が、9月にTwitter上で話題になりました。

同曲をつくった、各地の農業系学科がある学校の「農業クラブ」を束ねる日本学校農業クラブ連盟(本部・東京都千代田区)に詳細を聞きました。

日本の未来の農家へ

「FFJの歌」は、32万フォロワーを持つTwitterアカウントが「農業高校生にしか分からないこと」を問いかけたところ、回答の一つとして投稿されました。

これに在校生、卒業生を問わず「校歌より歌える」「懐かしい」といった共感を集め、多くの「いいね」!を集めました。

連盟によると、農業クラブの大会(全国、ブロック、県)を催す際に斉唱されており、生徒たちには「テーマソング」として定着しているそうです。

1番:みのる稲穂に富士と鳩

愛と平和を表わした

旗はみどりの風に鳴る

土に取りくむ若人の

意気と熱とがもり上げた

FFJ FFJ われらの誇り 

(作詞:吉沢義之、作曲:堀内敬三)

※日本学校農業クラブ公式サイトより引用

3番まであり、各章の最後で「FFJ、FFJ〜♪」と尻上がりに歌う、元気はつらつとした明るい曲調が印象的です。

連盟公式サイトのトップページから聴くことができます。

作詞は公募、作曲は音楽界の重鎮

FFJとは、連盟の英称「Future Farmers of Japan」の頭文字です。手本としたアメリカの組織「Future Farmers of America:National FFA Organization」にあやかっています。

連盟によると、歌は1950(昭和25)年の結成にあわせて翌1951(昭和26)年8月に制作されました。

歌詞は全国の若いクラブ員を対象に公募され、吉沢義之氏の応募作品が入選。

慶應義塾大学の応援歌「若き血」や戦前の「ラジオ体操の歌」などで知られる日本音楽界の重鎮である堀内敬三氏がメロディーを付けました。

25、26日に全国大会

FFJが主催する「日本学校農業クラブ全国大会」では、農業高校の生徒たちが鑑定技術や測量技術を競ったり、農業に関するプロジェクトを発表したりして交流を深めます。

2017年度の第68回大会は10月25、26日に、岡山県で開催されます。

▼昨年度の第67回大会大阪大会

提供:日本学校農業クラブ連盟

結成50周年を迎えた2000年には新たな農業クラブのテーマソングとして、歌手のさだまさし氏が「美しい未来へ〜Future Farmers of Japan〜」を制作しています。

普通高校出身の筆者としては、学校や世代の垣根を越えて、同じ分野を学んだ者同士が一緒に歌える曲があることを羨ましく感じます。これからも永く歌い継がれてほしいです。