中仏海洋衛星(CFOSAT)の試作機。中国国家航天局(CNSA)提供(撮影日不明、2017年10月20日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスと中国の宇宙機関が20日、両国が初めて共同開発した衛星を中国の首都北京(Beijing)で公開した。この衛星は海洋の嵐や台風などの予報の改善に役立つという。

 中仏海洋衛星(China-France Oceanography Satellite、CFOSAT)と名付けられたこの衛星は、来年後半に中国の「長征(Long March)」計画のロケットで打ち上げられ、軌道投入される。観測計画は3年間の予定で、主として風と波の研究に使用される。海洋と大気の相互作用の把握は、気候変動のモデル化やその対策にも役立つ。

 計画に携わるフランスの科学者ダニエル・ハウザー(Daniele Hauser)氏によると、このプロジェクトは当初、フランスと欧州の宇宙機関の共同計画として立ち上げられた。しかし宇宙技術におけるフランスと中国の協力関係がこの10年間で緊密になっていることを受け、それまでに前例のなかった中国との共同事業に移行した。同氏はこの移行について「政治的な要素」もあると語った。
【翻訳編集】AFPBB News