サヨナラ包丁! 24製品中1位の神キッチンばさみで、料理が変わります

写真拡大 (全39枚)

生肉を切ったあとのまな板や包丁って、洗ってもヌルヌルするし菌も心配……。それなら、パックやお皿の上でサクッと切れるキッチンばさみを使ってみませんか? 面倒な下ごしらえが断然ラクになりますよ!


肉もサクサク切れて清潔!
キッチンばさみのススメ


料理の下ごしらえにいちいち包丁とまな板を出すのは面倒ですよね。それに生肉や魚を切ったあとは、洗っても脂やニオイがなかなか取れないし、菌も心配です。そんなときにオススメしたいのが、サッと使える切れ味のいいキッチンばさみ。今回は、24製品の切れ味や使い勝手を比較し、イチオシの1本を決定しました。

テストでは、鶏モモ肉やアジ、青ネギ、昆布、海苔、レトルトパウチ、牛乳パックなどを実際に切ってみて、「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れのしやすさ」をチェック。今回も検証は、LDK本誌でお馴染み、科学する料理研究家のさわけんさん、料理家の平尾由希さん、料理研究家の酒寄美奈子さん、以上3名の専門家と、4名の主婦の皆さんにご協力いただきました。

それでは、まずは優秀な一本となったキッチンばさみからご紹介したいと思います。なお、価格は検証時の編集部購入価格となります。


【A評価】重みでスパッと切れる
下村工業のオールステンレス


24製品中ベストとなったのは、丈夫なステンレス製のロングセラー、下村工業のキッチンばさみ。ずっしりとした重みがあり、鶏肉、昆布、海苔、何でもよく切れます。しかも分解できるので、洗いやすく清潔に保つことができます。



下村工業
オールステンヴェルダン
キッチンハサミ
購入価格:1963円



切りにくい鳥モモ肉も、包丁やまな板を使わなくても、サクサク切れます。



肉厚な部分もスパッとひと切り!



硬い昆布も力いらずで、余裕で切れます。



下の指穴は3本指がぴったりフィットして、しっかり握ることができます。力を入れやすいので女性にもぴったりです。



支点のネジがはずせるようになっており、刃と刃の間の汚れもキレイに洗浄できます。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。



切れ味テストの結果はこちらです。鶏肉は、皮もスパッとカットできました。カチコチの昆布やレトルトパウチまでなんでも切れちゃう下村工業のオールステンレスは、長くお手入れしながら使いたい一本です。

その他、今回比較した製品のうち、ダメ製品を含めた6製品をご紹介します。キッチンばさみを選ぶ際に参考にしてみてください。


【B評価】100円で切れ味良すぎ!
買い替え前提ならオススメのセリア


100円とは思えない切れ味に感動してしまうのが、セリアのキッチンばさみです。汚れても買い替えられる気軽さも高評価で次点となりました。だいたい1〜2年で買い換えるのが目安です。



セリア
キッチンはさみ
購入価格:108円



焼いたステーキ肉も、まな板いらず! よく切れるキッチンばさみがあればお皿の上で切れます。



スパッとした切れ味にびっくり!刃に刻みまであり、鶏モモ肉をしっかりキャッチしてくれます。



この価格では、さすがに分解はできません。汚れが溜まったら買い替えをオススメします。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。



切れ味テストの結果はこちらです。


【B評価】さすが定番!
安定した切れ味のヘンケレス


刃先にマイクロエッジ(波刃)という細かい刻みが施されており、滑りやすい食材をがっちりホールドしてラクラクカットしてくれます。ヘンケルスらしい切れ味と、持ちやすいサイズ感ですが、分解できないのがつくづく惜しいところです。



ZWILLING J.A.HENCKELS
Henckelsケルン 料理ばさみ
購入価格:1073円



持ちやすく、切れ味もバツグンです。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。


【B評価】食材を逃さない刃
分解可能な貝印SELECT 100


細刃と太刃を組合わせ、丈夫でするどい切れ味を実現。また、細かな凸凹状の刃で、食材をしっかりキャッチしてくれます。分解してキレイに洗えるのは優秀ですが、惜しいのは指の穴が大きくてにぎりにくい点でした。



貝印
SELECT 100
キッチンばさみ
購入価格:1480円



ザクっと一気に切れます!



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。


【C評価】刃先が使い物にならず
料理家の逸品カーブキッチンバサミ


刃がスリムでカーブしているので、食材の下にスッと入り、バットや調理皿のうえでも使いやすいと、人気があるのがこちら。でも、人気に反してカーブした刃先は切れ味が悪く、何も切れないという結果に……。



貝印
料理家の逸品
カーブキッチンバサミ
実勢価格:1709円



細身のカーブ刃で、刃先を食材の中までグッと入れられるのは便利。ですが、刃先の切れ味の悪さが残念です。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。


【C評価】力が入らず切りにくい
よりコンパクトなカーブばさみ


上の「貝印料理家の逸品カーブキッチンバサミ」よりもコンパクトなつくり。分解して洗えるのですが、力が入りにくく、こちらも同じく刃先は切りにくいです。



貝印
カーブキッチンハサミ(ケース付)グリーン
購入価格:1620円



刃の真ん中までは快適に切れるのですが、刃先でいきなり切れ味が落ちてしまいます。ハサミが小さいので力も入れづらい……。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。


【D評価】力を入れると肉が
よじれてしまうキャンドゥ


100円で買えるキッチンばさみですが、値段どおりつくりが安っぽく、実際に使ってみても肉やネギなど食材がほぼ何も切れませんでした。無理やり切ろうとすると、食材がよじれてしまいます。



キャンドゥ
キッチンはさみ
購入価格:108円



鳥モモ肉を切ろうとしたら、身がぐにゅっとよじれてしまいました。力を入れて無理やり切ろうとしたら、持ち手がクロスする始末……。



「切りやすさ」「にぎりやすさ」「お手入れ」の評価はこちらです。

つづいては、番外編として「シュレッダーばさみ」「まな板付きばさみ」「小ねぎ専用はさみ」と、気になる技アリのキッチンばさみの使い勝手をチェックしてみたのでご紹介します。


【番外編 杁札▲蠅里呂気澆茲
普通のはさみで切った方がラク!


今回は、プラスαの技アリキッチンばさみの使い勝手も検証してみました。最近は、特定の食材専用のものや、まな板とはさみが一体化されたものなど新感覚のキッチンばさみが増えています。……ですが、どれも実力はがっかりという結果でした。

[シュレッダーばさみ]



中島桐次郎商店
キッチンで使うと便利な
シュレッダーバサミ
購入価格:850円



左:普通のはさみ 右:シュレッダーばさみ
海苔を切ってみましたが、シュレッダーばさみの方が太い! しかも刃と刃の間に食材がはさまって不衛生です。

[まな板付きばさみ]



ヨコヤマコーポレーション
まな板付きキッチンハサミ
ココシザーグリーン
購入価格:1000円



青ネギを切ってみましたが、まな板部分で繊維がつぶれてしまいました。ストッパーをはずすと刃が跳ねるのもちょっと怖かったです。

[小ねぎ専用はさみ]



下村工業
フルベジ 小ねぎハサミ
購入価格:623円



ガードがついていて、切ったネギが飛び散らない構造になっているのですが、ガードと刃の間にネギがはさまって落ちません。


【番外編◆杙遒靴討錣った
刃の幅と長さが切れ味を左右する!


今回いろいろなキッチンばさみを試して「正しいキッチンばさみの選び方」がわかりました! よく切れるキッチンばさみのポイントは、刃の幅と長さです。



長めの刃は、肉厚な鳥モモ肉でも難なく切れ、刃先で細かい箇所も切りやすいです。



ただし、長くても細すぎると刃先が使いにくくなります。



今回はご紹介しませんでしたが、刃先が極端に短いはさみ。ここまで短いと、何度もはさみを動かさなくてはならず、疲れてしまいます。やはりほどほどの長さがあった方が、はさみを動かす回数が少なくてラクに切れます。ぜひ選ぶ際に参考にしてくださいね!

以上、キッチンばさみのご紹介でした。調理をラクにしてくれる定番ツールとして、ぜひお気に入りの一本を手にいれてくださいね。



360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。