全仏オープンでスビトリーナとハレプの間に起こった劇的な試合

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WTAファイナルズに出場する8選手の顔ぶれが出揃い、出場者にはお馴染みの名前が並んだ。今後も長くファンを魅了するであろう、ライバル関係の一端をWTAが解説しており、その一つを今回は紹介する。

エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)はテニスを続ける限り、シモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦した時は自身のキャリアにおいて一番辛かった時のことを思い出さずにいられないだろう。

今年の「全仏オープン」準々決勝でのハレプとの試合では、後に「おかしな状態で終わってしまった」と振り返ることになる出来事が起きたからである。だが、そのことについてはあまり考えすぎないことで自分を保っているのではないだろうかとも伝えている。

2人はこれまでにも既に4回対戦しているが、この先数年の間で何度も戦うことになるだろう。しかしそのどれもが、スビトリーナが5-1で1セットリードしながらも、自身初のグランドスラム準決勝へ進めなかった試合ほど記憶に残るものとはならないように思われる。スビトリーナは第2セットでマッチポイントまでこぎつけるも、勝利につなげることができなかった。この試合は結局ハレプが3-6、7-6(6)、6-0で勝利を収めた。

敗れたスビトリーナはその日「今日はとても悲しい気持ちよ。でも、明日はまた違う日だし、私の人生は続いていくから」と語っていた。

一方劇的な勝利を飾ったハレプは「彼女のマッチポイントだったの? という感じだった」と試合中に大ピンチを迎えていたとは気づいていなかった。

スビトリーナとハレプは今シーズンすでに3回あるが、「BNLイタリア国際」の決勝でハレプを破った他、スビトリーナは2勝を上げている。2人の対戦成績は2勝2敗のイーブンで実力は拮抗しており、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」で対戦することになっても、どちらが勝つか予想するのは難しい。次の2人の対戦がどのような展開になるのか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」に出場するスビトリーナとハレプ(ロジャーズ・カップのときのもの)
(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)